さの‐まなぶ【佐野学】
[1892〜1953]社会運動家・歴史学者。大分の生まれ。日本共産党中央執行委員長、次いでコミンテルン常任執行委員。昭和4年(1929)の四・一六事件で入獄し、獄中で転向を声明。第二次大戦後は反...
さの‐よう【佐野洋】
[1928〜2013]推理作家。東京の生まれ。本名、丸山一郎。読売新聞社勤務のかたわら小説を執筆。「一本の鉛」を発表した後は作家生活に専念。「華麗なる醜聞」で日本推理作家協会賞受賞。他に「透明受...
サハロフ【Andrey Dmitrievich Sakharov】
[1921〜1989]ソ連の物理学者。水爆を開発。スターリン主義的な政治体制に反対し、人権擁護運動を展開、1980年国内流刑になったが、1986年に名誉回復。1975年、ノーベル平和賞受賞。
サバティエ【Paul Sabatier】
[1854〜1941]フランスの化学者。ニッケル触媒による有機化合物の接触還元を研究し、硬化油工業の基礎を築いた。1912年、ノーベル化学賞受賞。サバチエ。
サパタ【Emiliano Zapata】
[1879〜1919]メキシコ革命の農民軍指導者。貧農を率いてメキシコ革命に参加。革命後、徹底的な土地改革を主張して革命主流派と対立し、暗殺された。
サビニー【Friedrich Karl von Savigny】
[1779〜1861]ドイツの法学者。ローマ法の史的研究を通して、法と歴史との関係を重視する歴史法学を創始した。著「現代ローマ法体系」など。
サビンコフ【Boris Viktorovich Savinkov】
[1879〜1925]ロシアの革命家・小説家。筆名ロープシン。テロリスト団体を指揮。ケレンスキー内閣に参加し、十月革命後、反ボリシェビキ活動で逮捕されて自殺。作「蒼ざめた馬」など。
サピア【Edward Sapir】
[1884〜1939]米国の言語学者・人類学者。ドイツ生まれ。北米インディアン諸語を研究し、構造言語学の基礎を築いた。著「言語」など。
サボナロラ【Girolamo Savonarola】
[1452〜1498]イタリアの宗教改革者。ドミニコ会士。教会の堕落、社会の腐敗を糾弾し、メディチ家追放後に政権をとるに至ってフィレンツェに峻厳な政策を強行したが、反対派に捕らえられて焚刑(ふん...
サーバ【Umberto Saba】
[1883〜1957]イタリアの詩人。本名ウンベルト=ポーリ(Umberto Poli)。ユダヤ系でトリエステ生まれ。平明・簡潔な言葉で物語性あふれる音楽的な叙情詩を綴った。全詩集「カンツォニエ...