ウンセット【Sigrid Undset】
[1882〜1949]ノルウェーの女流小説家。女性心理を描いた宗教性の濃い作品で知られる。1928年、ノーベル文学賞受賞。作「クリスティン‐ラブランスダッテル」など。
シクロフスキー【Viktor Borisovich Shklovskiy】
[1893〜1984]ソ連・ロシアの批評家・小説家。ロシアフォルマリズムの代表的指導者の一人。「異化」の理論を提唱し、のちの構造主義や記号論に大きな影響を与えた。著「手法としての芸術」「散文の理...
シケイロス【David Alfaro Siqueiros】
[1896〜1974]メキシコの画家。早くから革命運動に参加、社会的なテーマをダイナミックに表現した。アメリカ大陸各地に多くの壁画を残す。
しげかね‐よしこ【重兼芳子】
[1927〜1993]小説家。北海道の生まれ。「やまあいの煙」で芥川賞受賞。病気と闘いながら、生と死、老い、病をテーマに多くの著作を残す。他に「夫と妻の老い支度」「さよならを言うまえに」など。
シゲティ【Joseph Szigeti】
[1892〜1973]ハンガリー生まれの米国のバイオリン奏者。ロマン主義的な情緒を排除した新しい演奏スタイルを確立。シゲッティ。
しげの‐てんらい【繁野天来】
[1874〜1933]詩人・英文学者。徳島の生まれ。本名、政瑠(まさる)。「早稲田文学」に詩を発表。また、ミルトン研究に功績を残した。著「ミルトン失楽園物語」など。
しげの‐の‐さだぬし【滋野貞主】
[785〜852]平安初期の学者。文章生(もんじょうしょう)に及第し、累進して参議となり、勅命を奉じて「秘府略」「経国集」の撰定に参加した。
しげの‐やすつぐ【重野安繹】
[1827〜1910]幕末・明治期の歴史学者。薩摩(さつま)の人。号、成斎。藩校造士館、江戸昌平黌(しょうへいこう)に学んだ。文部省修史局員・東大教授・元老院議官・貴族院議員などを歴任。東大に国...
しげまさ【重政】
⇒北尾重政(きたおしげまさ)
しげまつ‐きよし【重松清】
[1963〜 ]小説家。岡山の生まれ。フリーライターを経て作家となる。現代社会における家族のあり方を新鮮な視点で描き、人気を集める。「ビタミンF」で直木賞受賞。他に「ナイフ」「エイジ」「定年ゴジ...