ウィルキンソン【Geoffrey Wilkinson】
[1921〜1996]英国の化学者。金属有機化合物のサンドイッチ構造を解明し、メタロセンと総称される類似の化合物を合成。ウィルキンソン触媒を開発したことでも知られる。1973年、E=フィッシャー...
ウィルシュテッター【Richard Willstätter】
[1872〜1942]ドイツの化学者。晩年にナチスに抗議してスイスへ亡命。クロロフィルの結晶を得ることに成功。1915年、ノーベル化学賞受賞。共著「クロロフィルの研究」「炭酸同化作用の研究」。
ウィルソン【Charles Thomson Rees Wilson】
[1869〜1959]英国の物理学者。ウィルソンの霧箱を発明し、イオンの飛跡の撮影に成功。1927年、ノーベル物理学賞受賞。
ウィルソン【Thomas Woodrow Wilson】
[1856〜1924]米国の政治家。第28代大統領。在任1913〜1921。民主党。第一次大戦のベルサイユ講和会議の主役を務め、国際連盟創立を提唱。1919年、ノーベル平和賞受賞。→ハーディング
ウィンダウス【Adolf Windaus】
[1876〜1959]ドイツの有機化学者。エルゴステロールに紫外線を照射するとビタミンDと同じ作用をもつ物質になることを発見。1928年、ノーベル化学賞受賞。
ウィーラント【Heinrich Otto Wieland】
[1877〜1957]ドイツの有機化学者。胆汁酸の構造を研究。また、生体内の化学反応における脱水素反応説を提唱し、酸化説をとる、ワールブルクとの論争が有名。1927年、ノーベル化学賞受賞。
ウィーン【Wilhelm Wien】
[1864〜1928]ドイツの物理学者。熱放射を研究し「ウィーンの輻射(ふくしゃ)法則」「ウィーンの変位則」を発表、プランクの量子仮説の先駆をなした。1911年、ノーベル物理学賞受賞。
ウェラー【Thomas Huckle Weller】
[1915〜2008]米国の医学者。ポリオ(急性灰白髄炎)の病原ウイルスの培養に成功し、1954年、エンダーズとロビンズとともにノーベル生理学医学賞受賞。
ウェルギリウス【Publius Vergilius Maro】
[前70〜前19]古代ローマの詩人。ローマ文学の黄金時代を代表する。作「牧歌」「農耕詩」「アエネイス」など。英語名、バージル。ベルギリウス。
ウェルナー【Alfred Werner】
[1866〜1919]スイスの化学者。立体化学を展開して配位説を提唱、錯体化学の体系化に寄与した。1913年、ノーベル化学賞受賞。著「立体化学講義」「無機化学における新思想」など。