クリンガー【Friedrich Maximilian von Klinger】
[1752〜1831]ドイツの劇作家・小説家。ゲーテ・レンツらとともに新文学運動を展開。戯曲「シュトゥルム‐ウント‐ドラング(疾風怒濤(しっぷうどとう))」がこの運動の名称となった。→シュトゥル...
まき‐いずみ【真木和泉】
[1813〜1864]幕末の尊攘派志士。筑後の人。本名、保臣(やすおみ)。水戸藩の藩政改革、寺田屋事件、七卿落ちなどに参加。長州兵とともに上洛し、蛤御門(はまぐりごもん)の変に敗れて自刃した。
まきぐち‐つねさぶろう【牧口常三郎】
[1871〜1944]教育家・宗教家。新潟の生まれ。昭和3年(1928)日蓮正宗に入信し、昭和5年(1930)に弟子の戸田城聖と創価教育学会(のちの創価学会)を設立。昭和18年(1943)、治安...
マキシモビッチ【Karl Ivanovich Maksimovich】
[1827〜1891]ロシアの植物学者。アムール川地方などの植物を調査。日本にも1861年(文久元)から約3年間滞在した。マクシモビチ。
まきの‐えいいち【牧野英一】
[1878〜1970]刑法学者。岐阜の生まれ。主観主義的な刑法理論を展開、応報刑主義を批判して教育刑主義を唱えた。文化勲章受章。著「日本刑法」「刑法研究」など。
まきの‐しょうぞう【牧野省三】
[1878〜1929]映画監督・製作者。京都の生まれ。尾上松之助主演の時代劇映画で成功したのち、マキノ映画製作所を設立。
まきの‐しんいち【牧野信一】
[1896〜1936]小説家。神奈川の生まれ。私小説「父を売る子」で登場。のち、幻想的作風に転じた。他に「ゼーロン」「鬼涙村(きなだむら)」など。
まきの‐しんけん【牧野伸顕】
⇒まきののぶあき(牧野伸顕)
まきの‐とみたろう【牧野富太郎】
[1862〜1957]植物分類学者。高知の生まれ。小学校中退、独学で植物学を研究。日本各地の植物を採集して歩き、多数の新種を発見・命名。すぐれた植物図を描き、植物採集会を指導するなど知識の普及に...
まきの‐のぶあき【牧野伸顕】
[1861〜1949]政治家。鹿児島の生まれ。名は「しんけん」とも。大久保利通の次男。文相・外相・内大臣などを歴任。二・二六事件で襲撃され、以後引退。