げんせい【元政】
[1623〜1668]江戸前期の日蓮宗の僧。京都の人。俗姓、石井氏。諱(いみな)は日政。京都深草に住み、熊沢蕃山・石川丈山らと交遊。法華経研究と詩文にすぐれた。著「本朝法華伝」「草山集」など。
しょかつ‐りょう【諸葛亮】
[181〜234]中国三国時代の、蜀漢(しょっかん)の丞相。琅邪(ろうや)(山東省)の人。字(あざな)は孔明。劉備(りゅうび)に仕え、赤壁の戦いで魏(ぎ)の曹操を破った。劉備没後、その子劉禅を補...
じょうそう【丈草】
⇒内藤丈草(ないとうじょうそう)
たけのうち‐しきぶ【竹内式部】
[1712〜1768]江戸中期の神道家。越後の人。名は敬持。号、羞斎(しゅうさい)・周斎・正庵。式部は通称。垂加神道を学び、京都で公家に尊王論を説き、追放(宝暦事件)。のち、明和事件に連座し、八...
たちばな‐そとお【橘外男】
[1894〜1959]小説家。石川の生まれ。中学退学、服役など波瀾万丈(はらんばんじょう)の若年期を経た後に作家となる。エキゾチックな題材を扱った、猟奇的な幻想小説を多く発表。「ナリン殿下への回...
デュマ【Alexandre Dumas】
[1802〜1870]フランスの小説家・劇作家。波瀾万丈(はらんばんじょう)のストーリー性に富んだ作風で、大衆の人気を博した。小説「三銃士」「モンテクリスト伯」など。大デュマ。 [1824〜...
ばそ‐どういつ【馬祖道一】
[709〜788]中国、唐代の禅僧。漢州・什邡(じゅうほう)(四川省)の人。勅号、大寂禅師。慧能門下の南岳懐譲(なんがくえじょう)の法を嗣(つ)ぎ、江西省で禅宗を広めた。弟子に百丈懐海らがいる。
ひゃくじょう‐えかい【百丈懐海】
[720〜814]中国、唐代の禅僧。福州長楽(福建省)の人。南宗禅の馬祖道一の法をついだ。洪州(江西省)の百丈山に住して教化し、禅門の規範「百丈清規(しんぎ)」を定めて自給自足の体制を確立。
ふじやま‐いちろう【藤山一郎】
[1911〜1993]歌手。東京の生まれ。本名、増永丈夫。東京音楽学校在学中にデビュー、歌謡曲を音楽性豊かに歌い続けた。ヒット曲に「酒は涙か溜息か」「丘を越えて」「青い山脈」など。国民栄誉賞受賞。
ほった‐よしえ【堀田善衛】
[1918〜1998]小説家。富山の生まれ。上海に渡るが、敗戦後中国国民党宣伝部に徴用される。帰国後、本格的に作家活動に入り、「広場の孤独」「漢奸(かんかん)」で芥川賞受賞。「いちばん遅くやって...