ベックリン【Arnold Böcklin】
[1827〜1901]スイスの画家。すぐれた色彩感覚と詩的想像力で神話や幻想の世界を描いた。作「死の島」など。
ベルナール【Sarah Bernhardt】
[1844〜1923]フランスの女優。コメディー‐フランセーズに専属、のち「椿姫」「トスカ」などを演じて世界的名声を博した。
ベルヌ【Jules Verne】
[1828〜1905]フランスの小説家。近代空想科学小説の先駆者とされる。作「月世界旅行」「海底二万里」「八十日間世界一周」など。
ベルヌーイ【Bernoulli】
(Jakob 〜)[1654〜1705]スイスの数学者。弟ヨハンとともに微積分学の成立に貢献、微分方程式の求積法などを発展させた。死後出版された「推論術」には大数の法則やベルヌーイ数が含まれ、...
ベングリオン【David Ben-Gurion】
[1886〜1973]イスラエルの政治家。ポーランドの生まれ。パレスチナ労働党書記長・世界シオニスト機関委員長などを歴任。1948年、イスラエル共和国の独立を宣言し、初代首相兼国防相に就任した。
ペイネ【Raymond Peynet】
[1908〜1999]フランスのイラストレーター・漫画家。恋人達をテーマとした詩的な作風の「愛のシリーズ」で知られる。1974年「ペイネ・愛の世界旅行」がアニメーション映画化された。
ホドラー【Ferdinand Hodler】
[1853〜1918]スイスの画家。輪郭線を強調した平面的構図で観念的、象徴的な世界を描き、表現主義の先駆者とされる。
ほり‐たつお【堀辰雄】
[1904〜1953]小説家。東京の生まれ。芥川竜之介に師事。フランス文学、特に心理主義的手法の影響を受け、知性と叙情の融合した独自の世界を築いた。作「聖家族」「風立ちぬ」「菜穂子」「美しい村」など。
ボシュエ【Jacques Bénigne Bossuet】
[1627〜1704]フランスの神学者・説教家・歴史家。イエズス会で学び、1670年にルイ14世の王子の教師、81年にモーの司教となる。王権神授説を説くとともに、フランス教会の自由を主張した。著...
ボルケナウ【Franz Borkenau】
[1900〜1957]ドイツの社会思想史学者・政治学者。ドイツ共産党やコミンテルンなどで活動し、ナチス政権成立後は英国に亡命した。著「封建的世界像から市民的世界像へ」「スペインの戦場」など。