しまなか‐ゆうさく【嶋中雄作】
[1887〜1949]出版業者。奈良の生まれ。中央公論社に入り、雑誌「婦人公論」を創刊。のち、中央公論社社長。
シャープール‐いっせい【シャープール一世】
《Shāpūr Ⅰ》ササン朝ペルシア第2代の王。在位241〜272。アルデシール1世の子。中央アジア・シリアに進出、260年にはローマ軍を破って皇帝ワレリアヌスを捕虜とし、またこれらの捕虜を使役...
しゅう‐ふつかい【周仏海】
[1897〜1948]中国の政治家。湖南省の人。日本留学後、国民党中央執行委員。のち、汪兆銘とともに重慶を脱出して南京政府の樹立に参加。第二次大戦後、戦犯として逮捕され、獄死。チョウ=フォウハイ。
しらとり‐くらきち【白鳥庫吉】
[1865〜1942]東洋史学者。千葉の生まれ。東大教授。近代的東洋史学を確立。北アジア・中央アジア諸民族の歴史を研究。東洋文庫の創設に尽力。著「西域史研究」「日本語の系統」。
シー‐チンピン【習近平】
[1953〜 ]中国の政治家。陝西省出身。清華大学卒業。1974年中国共産党入党。2000年福建省長、2007年上海市党委員会書記・党中央政治局常務委員・中央党校校長を経て、2008年国家副主席...
ジダーノフ【Andrey Aleksandrovich Zhdanov】
[1896〜1948]ソ連の政治家。スターリンの側近の一人で、共産党中央委員会書記としてイデオロギー・文化問題を担当、思想・文化界の統制政策を推進した。
すえひろ‐いずたろう【末弘厳太郎】
[1888〜1951]民法・労働法学者。山口の生まれ。東大教授。第二次大戦後、労働三法の立案に参画。中央労働委員会の初代会長。著「労働法研究」「物権法」「日本労働組合運動史」など。
せきぐち‐りきち【関口鯉吉】
[1886〜1951]天文・気象学者。東京の生まれ。気象学に天文学的測定法を導入、富士山頂の気象観測を開始した。東大教授・中央気象台長・東京天文台長を歴任。著「太陽」「天体物理学」など。
ぜんむい【善無畏】
《(梵)Subhakara-simha》[637〜735]密教列祖の一。インドのマガダ国の王子。中央アジアを経て長安に入り、玄宗の勅命により「大日経」などを漢訳、中国密教の基礎をつくった。
そう‐しぶん【宋子文】
[1894〜1971]中国の政治家・財政家。広東省の人。宋慶齢の弟、宋美齢の兄。国民政府の財政部長・中央銀行総裁・外交部長・行政院長を歴任。1949年、米国に亡命。1963年に帰台。ソン=ツーウェン。