たきた‐ちょいん【滝田樗陰】
[1882〜1925]編集者。秋田の生まれ。本名、哲太郎。「中央公論」主幹。同誌を総合雑誌に発展させ、多くの作家を育成した。
たちばな‐ずいちょう【橘瑞超】
[1890〜1968]探検家。愛知の生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶。大谷光瑞(こうずい)探検隊の第2次・第3次中央アジア探検に参加し、敦煌(とんこう)などの遺跡を発掘。ウイグル文字の解読にも成功し...
ダレイオス【Dareios】
(1世)[前558ころ〜前486]古代ペルシア、アケメネス朝の王。在位、前522〜前486。国内の反乱を鎮圧し、インダス川からマケドニアに至る全オリエントを支配。また、財政の整備や国道建設を行い...
チムール【Tīmūr】
[1336〜1405]チムール帝国の創始者。在位1370〜1405。モンゴル系土豪の出身。チャガタイ‐ハン国の混乱に乗じて勢力を伸ばし、中央アジアの大部分を制し、キプチャク‐ハン国、西北インドに...
チュラロンコーン【Chulalongkorn】
[1853〜1910]タイのバンコク朝第5代の王ラーマ5世の通称。在位1868〜1910。行政・司法・軍事制度の西欧化による中央集権の確立、奴隷制廃止などの近代化政策を通じて国力を充実し、独立を...
ちょう‐こくとう【張国燾】
[1898〜1979]中国共産党の創立者の一人。江西省の人。共産党中央委員・中華ソビエト共和国臨時政府副主席などを歴任。長征に際して毛沢東らと対立、党籍を剝奪されて香港に亡命。のちカナダに移住。...
ちょう‐そ【鼂錯】
[?〜前154]中国、前漢の政治家。穎川(えいせん)郡(河南省)の人。景帝の時、御史大夫。中央集権制確立のため、諸侯の土地を削らせたことから、呉楚七国の乱を招いて処刑された。
とう‐しょうへい【鄧小平】
[1904〜1997]中国の政治家。四川省嘉定の人。フランス留学中に中国共産党に入党。帰国後、長征・抗日戦に参加。1956年以来、党総書記・政治局常務委員などを歴任。文化大革命と1976年の天安...
とうじん‐おきち【唐人お吉】
[1841〜1890]伊豆下田の船大工の娘。安政4年(1857)下田奉行所のはからいで、下田に滞在中のアメリカ総領事ハリスのもとに看護婦として送られたが、実際は妾であったという。のち自殺。 ...
ナウマン【Edmund Naumann】
[1854〜1927]ドイツの地質学者。明治8年(1875)日本政府に招かれて来日、同18年帰国まで東大で地質学を教授。日本列島の地質構造を調査し、フォッサマグナによって東北日本と西南日本に分け...