フーリエ【François Marie Charles Fourier】
[1772〜1837]フランスの思想家。フランス革命の自由・平等・友愛の原理の社会的実現を望み、農業を主とする協同組合社会の建設を主張。著「家庭的農業的共同社会論」など。
ブランキ【Louis Auguste Blanqui】
[1805〜1881]フランスの革命家・社会主義者。少数精鋭・武装蜂起による革命とプロレタリア独裁を主張。1830年以降、七月革命・二月革命・パリコミューンなどの革命運動や反乱に参加。生涯の30...
ブリッジマン【Percy Williams Bridgman】
[1882〜1961]米国の物理学者・科学哲学者。高圧下の物性を研究し、超高圧発生装置を開発した。また自然科学の方法論として操作主義を主張したことでも知られる。1946年ノーベル物理学賞受賞。著...
ブレンターノ【Brentano】
(Clemens 〜)[1778〜1842]ドイツの詩人。後期ロマン派に属し、作家アルニムと民謡集「少年の魔法の角笛」を編集。劇評・小説・童話でも活躍。 (Franz 〜)[1838〜191...
プルードン【Pierre Joseph Proudhon】
[1809〜1865]フランスの社会主義者。民主的な経済制度や相互連帯に基づく自由で平等な社会の実現を主張。経済的自由主義・共産主義・国家を否定した。著「財産とは何か」「貧困の哲学」など。
プロタゴラス【Prōtagoras】
[前490ころ〜前420ころ]古代ギリシャの哲学者。ソフィストの祖。「人間は万物の尺度である」と説き、各人の主観的判断以外に真理はないとする相対論を主張。
プロティノス【Plōtinos】
[205ころ〜270ころ]ギリシャの哲学者。新プラトン学派の創始者。世界は完全なる神の発現・流出であり、それがイデア界・感覚界へと下って事物を生み出すと主張し、中世スコラ学に深い影響を与えた。主...
ヘッケル【Ernst Heinrich Haeckel】
[1834〜1919]ドイツの動物学者。海産の無脊椎動物を研究。ダーウィンの進化論を支持し、生物の進化類縁関係の系統樹を作り、個体発生は系統発生を要約して繰り返すという生物発生原則(反復説)を主...
ヘラクレイトス【Hērakleitos】
[前540ころ〜前480ころ]古代ギリシャの哲学者。万物は「ある」ものではなく、反対物の対立と調和によって不断に「なる」ものであり、その根源は火であると主張した。その学説は、万物流転説とよばれる。
ヘンリー【Patrick Henry】
[1736〜1799]米国独立革命の指導者。印紙条令の反対運動で知られ、「自由か、しからずんば死を与えよ」の演説で英本国との開戦を主張。独立後は、中央集権主義的合衆国憲法に反対する反フェデラリス...