ショーペンハウアー【Arthur Schopenhauer】
[1788〜1860]ドイツの哲学者。世界は自我の表象であり、その根底にはたらく盲目的な生存意志は絶えず満たされない欲望を追求するために人生は苦になると説き、この苦を免れるには意志否定によるほか...
しん‐きしつ【辛棄疾】
[1140〜1207]中国、南宋の詞人。字(あざな)は幼安、号は稼軒居士(かけんこじ)。歴城(山東省)の人。金の支配下で武装蜂起に参加。のち、南宋に下り、一貫して対金強硬策を主張した。激しく時事...
シンクレア【Upton Beall Sinclair】
[1878〜1968]米国の小説家。社会主義的傾向の作品を発表、政治運動にもかかわった。作「ジャングル」「ボストン」など。
しん‐とくせん【沈徳潜】
[1673〜1769]中国、清代の詩人。長州(江蘇省)の人。字(あざな)は確士。号、帰愚。格調説を主張して、盛唐の詩を重んじた。著に「沈帰愚詩文全集」、編著に「古詩源」「唐・明・国朝詩別裁集」「...
じょ‐き【徐熙】
中国五代南唐の画家。鐘陵(江西省)の人。花鳥画をよくし、墨の濃淡を主体に淡彩を添える手法により、孫(一説には子)の徐崇嗣(じょすうし)とともに徐氏体の創始者とされる。生没年未詳。
すが‐せんすけ【菅専助】
江戸後期の浄瑠璃作者。京都の人。人形浄瑠璃の衰退期に、主に豊竹座のために筆をとり、新風を吹きこんだ。作「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」など。...
すぎうら‐じょうい【杉浦乗意】
[1701〜1761]江戸中期の装剣金工家。信濃の人。通称、仙右衛門。江戸に出て奈良派の門に入る。肉合(ししあ)い彫りを創始し、主に小柄(こづか)を制作した。奈良三作の一人。
スーチン【Chaïm Soutine】
[1894〜1943]リトアニア生まれの画家。エコール‐ド‐パリの一人。強烈な色彩と激しくうねるタッチで表現主義的画風を示した。スーティン。
スーラ【Georges Pierre Seurat】
[1859〜1891]フランスの画家。色彩理論・光学理論を研究して点描法による新印象主義を創始。
ズーダーマン【Hermann Sudermann】
[1857〜1928]ドイツの劇作家・小説家。自然主義の代表作家。戯曲「名誉」「故郷」、小説「憂愁夫人」「猫橋」など。ズーデルマン。