ほさか‐かずし【保坂和志】
[1956〜 ]小説家。山梨の生まれ。西武百貨店のコミュニティーカレッジに勤務ののち、文筆活動に入る。日常生活の一こまをリズミカルな文体で描いた「この人の閾(いき)」で芥川賞受賞。他に「草の上の...
ほし‐しんいち【星新一】
[1926〜1997]小説家・SF作家。東京の生まれ。本名、親一。ショートショートの名手として知られ、1000編を超える作品を発表。「ボッコちゃん」を収録した「人造美人」や、「未来いそっぷ」「妄...
ほそい‐こうたく【細井広沢】
[1658〜1736]江戸中期の儒学者・書家。遠江(とおとうみ)の人。名は知慎(ともちか)。朱子学・陽明学を修め、また、唐様書道を広めた。柳沢吉保に仕え、歴代天皇陵の修築に尽力。
ほっけん【法顕】
中国、東晋時代の僧。平陽(山西省)の人。399年、60余歳で仏典を求めて陸路インドに行き、14年後に海路帰国。その紀行「仏国記」は、当時のインド・中央アジアの状況を伝える重要資料。摩訶僧祇律や大...
ほった‐やいち【堀田弥一】
[1909〜2011]登山家。富山の生まれ。昭和11年(1936)、立教大登山隊の隊長として北インドの未踏峰ナンダコートに挑み、日本人初のヒマラヤ登頂に成功した。著作に「ヒマラヤ初登頂」など。
ホッブズ【Thomas Hobbes】
[1588〜1679]英国の哲学者・政治思想家。自然主義・唯物論・唯名論の立場に立つ。政治論では、社会の自然状態を「万人の万人に対する戦い」ととらえ、人間は、相互に契約を結んで一つの意志に服従す...
ボッカチオ【Giovanni Boccaccio】
[1313〜1375]イタリアの作家・人文学者。ルネサンス期の代表的作家の一人で、短編小説集「デカメロン」は近代散文小説の先駆とされる。ほかに、小説「フィローコロ」など。ボッカッチョ。
ボニファチウス【Bonifatius】
(8世)[1235ころ〜1303]ローマ教皇。在位1294〜1303。イタリア人。教皇権の絶対的優位を主張した最後の教皇。フランス王フィリップ4世と争ったが、1303年にアナーニで捕囚の身となり...
ボース【Subhāsh Chandra Bose】
[1897〜1945]インドの民族主義者。国民会議派の指導者の一人。第二次大戦開始とともに、ドイツ・日本などとの協力による反英・独立闘争を企図し、インド国民軍を組織して日本軍に協力したが失敗。飛...
ポー【Edgar Allan Poe】
[1809〜1849]米国の詩人・小説家。音楽的諧調を重視した耽美的な詩は、純粋詩の詩論とともに象徴派などに大きな影響を与えた。また、怪奇的、幻想的な短編小説を発表し、推理小説の開拓者ともされる...