フェリーニ【Federico Fellini】
[1920〜1993]イタリアの映画監督。ネオレアリズモ映画の一翼を担い、人間の精神世界を重視して独特の映像を創造した。代表作「道」「甘い生活」「サテリコン」「カサノバ」など。
ふじわら‐しんじ【藤原審爾】
[1921〜1984]小説家。東京の生まれ。私小説的な恋愛もので執筆活動をスタートするが、その後は推理小説や社会派の問題作に領域を広げる。「罪な女」およびその他の作品で直木賞受賞。他に「秋津温泉...
ふじわら‐の‐たかよし【藤原隆能】
平安後期の宮廷画家。鳥羽金剛心院の扉絵や鳥羽上皇の肖像、蒔絵(まきえ)の下図など幅広く活躍。「源氏物語絵巻」の作者と伝えられる。生没年未詳。
ベックリン【Arnold Böcklin】
[1827〜1901]スイスの画家。すぐれた色彩感覚と詩的想像力で神話や幻想の世界を描いた。作「死の島」など。
ベラスケス【Diego Rodríguez de Silva y Velázquez】
[1599〜1660]スペインの画家。近代絵画の先駆をなす主知的な色彩法と深い人間観察により、肖像画を多く残した。作「女官たち」など。
ベリーニ【Bellini】
イタリア、ベネチア派の画家一家。父ヤコポ(Jacopo[1400ころ〜1470ころ])と二人の息子、兄ジェンティーレ(Gentile[1429ころ〜1507])および弟ジョバンニ(Giovann...
ホイッスラー【James Abbott McNeill Whistler】
[1834〜1903]米国の画家。主に英国で活躍。印象派と浮世絵版画の影響を受けつつ、淡彩の風景画・肖像画を多く描いた。エッチングにもすぐれる。ホイスラー。
ホルバイン【Hans Holbein】
[1497〜1543]ドイツの画家。同名の画家である父に対し、小ハンスともよばれる。デューラーと並ぶドイツ‐ルネサンスの代表的画家で、肖像画を得意とした。
ほんごう‐しん【本郷新】
[1905〜1980]彫刻家。北海道の生まれ。高村光太郎に師事。新制作派協会彫刻部創設に参加。代表作に戦没学生記念像「わだつみのこえ」「氷雪の門」など。
マイヨール【Aristide Maillol】
[1861〜1944]フランスの彫刻家。裸婦像の傑作を多く制作。作「地中海」など。