すうてい‐てい【崇禎帝】
[1610〜1644]中国、明朝第17代、最後の皇帝。在位1628〜1644。廟号(びょうごう)は毅宗(きそう)。旧権力を一掃し、徐光啓を用いて改革に努めたが、財政難、内乱の続発に苦しんだ。李自...
すがわら‐の‐きよきみ【菅原清公】
[770〜842]平安初期の学者・漢詩人。名は「きよただ」とも。空海・最澄らとともに入唐し、帰国後、朝儀の唐風化に尽力。文章博士(もんじょうはかせ)、従三位に至った。「凌雲集」「文華秀麗集」の編...
せいりき‐とみごろう【勢力富五郎】
[1813〜1849]江戸後期の博徒。下総(しもうさ)の人。本名、佐助。もと力士で、笹川繁蔵の子分。飯岡助五郎を殺そうとし、逆にその策に乗せられて自殺。「天保水滸伝(てんぽうすいこでん)」に潤色...
せきとう‐きせん【石頭希遷】
[700〜790]中国、唐代の禅僧。六祖慧能(えのう)・青原行思(せいげんぎょうし)に師事。衡山の南寺の石上に庵を結んで座禅をしたところから、石頭和尚とよばれた。馬祖道一とともに禅宗の振興に尽力...
せきね‐まさなお【関根正直】
[1860〜1932]国文学者。江戸の生まれ。有職故実に精通し、「古事類苑」の編纂(へんさん)に尽力。著「装束甲冑図解」「宮殿調度図解」など。
せき‐はじめ【関一】
[1873〜1935]社会政策学者・都市行政家。静岡の生まれ。東京高等商業学校教授、大阪市長、貴族院議員などを歴任。社会政策を研究したが、招かれて大阪市助役・市長を務め、大阪港整備、市営住宅・公...
セルバンテス【Miguel de Cervantes Saavedra】
[1547〜1616]スペインの小説家。奴隷生活・入獄など波瀾に富んだ生涯を送り、想像力と才知にあふれる作品を残した。小説「ドン=キホーテ」「模範小説集」、戯曲「幕間狂言」など。
せん‐がくしん【銭学森】
[1911〜2009]中国の科学者。浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)の人。カリフォルニア工科大学に留学し、ロケット工学の博士号を取得。のちに同大教授となる。帰国後は中国科学院力学研究所長など...
そうあみ【相阿弥】
[?〜1525]室町後期の画家。真相とも称した。号、松雪斎・鑑岳。能阿弥の孫、芸阿弥の子で、同じく足利義政の同朋衆となり、「君台観左右帳記(くんだいかんそうちょうき)」の大成に尽力。諸芸に秀でた...
そう‐こん【曹錕】
[1862〜1938]中国の政治家。天津の人。袁世凱(えんせいがい)とともに近代軍の創設に尽力。直隷(ちょくれい)派の巨頭で、袁の死後、1923年に大総統に就任したが、馮玉祥(ふうぎょくしょう)...