いつねん【逸然】
[1601?〜1668]中国、明(みん)の黄檗(おうばく)宗僧侶。浙江(せっこう)の人。1644年に来日し、長崎興福寺第3代住持となる。隠元の日本招請に尽力したほか、北宗画風の人物画・仏画にすぐ...
うつみ‐こうぞう【内海弘蔵】
[1872〜1935]国文学者・歌人。神奈川の生まれ。落合直文の結成した浅香(あさか)社に入り、短歌の改革運動に参加する。のち明大の教授となり国文学者として活躍するかたわら同大野球部を創設。東京...
エプスタイン【Jacob Epstein】
[1880〜1959]英国の彫刻家。ニューヨークの生まれ。パリでロダンに師事したのち、ロンドンに定住。古代エジプト彫刻の影響を受けた力強い作品を残した。
エリントン【Duke Ellington】
[1899〜1974]米国のジャズピアニスト・作曲家。本名はエドワード=ケネディ=エリントン(Edward Kennedy Ellington)で、デューク(公爵)は通称。オーケストラリーダーと...
えん‐しゃくざん【閻錫山】
[1883〜1960]中国の軍人・政治家。辛亥(しんがい)革命を機に、山西省の軍および政権を握った。対日戦中は蒋介石(しょうかいせき)に協力。国民政府(台湾)の行政院長兼国防部長。イェン=シーシャン。
えん‐しょう【袁紹】
[?〜202]中国、後漢末の群雄の一人。汝南汝陽の人。霊帝の没後、宮廷の宦官(かんがん)勢力を一掃。献帝を擁した董卓(とうたく)を倒した。のち曹操(そうそう)と対立し、官渡の戦いで大敗、病死した。
えんち‐ふみこ【円地文子】
[1905〜1986]小説家・劇作家。東京の生まれ。本名、富美(ふみ)。上田万年(うえだかずとし)の二女。戯曲から小説に転じ、抑圧された女性の自我を官能的に描く。源氏物語の現代語訳にも尽力した。...
エンペドクレス【Empedoklēs】
[前493ころ〜前433ころ]古代ギリシャの哲学者・詩人・政治家・医師。シチリア島の生まれ。万物は地・水・火・風の4元素からなり、愛と憎が動力因として働き、結合分離・生成消滅があると説いた。著「...
オイラー【Leonhard Euler】
[1707〜1783]スイスの数学者。解析学など数学の諸分野での膨大な研究のほか、医学・化学・天文学などでも功績がある。著「無限小解析入門」「力学」など。
おうじん‐てんのう【応神天皇】
記紀で、第15代の天皇。仲哀天皇の第4皇子。名は誉田別(ほんたわけ)。母は神功皇后とされる。この時期に大和朝廷の勢力が内外に飛躍的に発展したとされ、「宋書」の倭の五王の一人、讃をこの天皇とする説...