あめやま‐みのる【飴山実】
[1926〜2000]俳人・化学者。石川の生まれ。微生物学者として酢酸菌の研究に業績を残す。俳人としては、俳誌「風」同人を経て無所属で活動。句集に「おりいぶ」「花浴び」など。
あんどう‐ただお【安藤忠雄】
[1941〜 ]建築家。大阪の生まれ。「住吉(すみよし)の長屋」で注目を集め日本建築学会賞を受賞。コンクリート打ち放しを多用した作風で知られ、茨木春日丘(いばらきかすがおか)教会(光の教会)、表...
いしもと‐やすひろ【石元泰博】
[1921〜2012]写真家。米国サンフランシスコの生まれ。情緒を排した作風で、都市風景や桂離宮などを題材に作品を残した。平成8年(1996)文化功労者。写真集「シカゴ、シカゴ」「桂」など。
デュビュッフェ【Jean Dubuffet】
[1901〜1985]フランスの画家・彫刻家。「アールブリュット(生(き)の芸術)」を唱え、既成の文明化された芸術観を否定した。砂やアスファルト・新聞紙・海綿などを用いた作品で知られる。
デュ‐モーリエ【Daphne du Maurier】
[1907〜1989]英国の女性小説家。心理的リアリズムを駆使したサスペンスで知られる。小説「レベッカ」「鳥」は、ヒッチコック監督により映画化されている。デュ=モーリア。
トハチェフスキー【Mikhail Nikolaevich Tukhachevskiy】
[1893〜1937]ロシアの軍人。参謀総長・国防人民委員代理、ソ連最初の元帥の一人。ロシア革命後の内戦期に赤軍を指揮して戦功をあげ、その後も赤軍の近代化に努めたが、スターリンの大粛清により銃殺...
ドプチェク【Alexander Dubček】
[1921〜1992]チェコスロバキアの政治家。1968年チェコスロバキア共産党の第一書記となり、「プラハの春」として知られる改革を推進したが、ソ連の武力介入によって翌年辞任、政界から抹殺された...
ホフマン【August Wilhelm von Hofmann】
[1818〜1892]ドイツの有機化学者。コールタールからアニリンを発見するなど、タール染料工業の基礎を築いた。また、アリル化合物やホルムアルデヒドなどの研究でも業績をあげた。
メチニコフ【Il'ya Il'ich Mechnikov】
[1845〜1916]フランスの生物学者。ロシアに生まれ、フランスに帰化。パスツール研究所長。食細胞現象を発見するなど、細菌学に貢献。免疫の食細胞説を唱えた。1908年、エールリヒとともにノーベ...
やまだ‐いすず【山田五十鈴】
[1917〜2012]女優。大阪の生まれ。本名、美津(みつ)。溝口健二監督の映画「浪華悲歌(なにわエレジー)」「祇園(ぎおん)の姉妹(きょうだい)」に主演して地位を確立。「ベルさん」の愛称で親し...