いまむら‐しょうご【今村翔吾】
[1984〜 ]小説家。京都の生まれ。江戸時代の火消しを主人公にした「火喰鳥(ひくいどり) 羽州(うしゅう)ぼろ鳶組(とびぐみ)」で歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。歴史に材をと...
おおたか‐げんご【大高源吾】
[1672〜1703]赤穂義士(あこうぎし)の一人。名は忠雄。浅野長矩(あさのながのり)の中小姓。吉良(きら)邸討ち入りに参加。宝井其角(たからいきかく)に俳諧を学び、子葉と号した。
きようら‐けいご【清浦奎吾】
[1850〜1942]政治家。熊本の生まれ。旧刑事訴訟法・保安条例の制定に参画。第二次山県内閣の法相として治安警察法を制定。大正13年(1924)首相に就任したが、護憲三派の攻撃で総辞職。
こいで‐しょうご【小出正吾】
[1897〜1990]児童文学作家。静岡の生まれ。明治学院大学教授、三島市教育委員長などを歴任。キリスト者としてのヒューマニズムに基づく作品を発表、英米の児童文学の訳書も多い。童話集「白い雀(す...
さかぐち‐あんご【坂口安吾】
[1906〜1955]小説家。新潟の生まれ。本名、炳五(へいご)。情痴・荒廃の世界を戯画的な手法で表現し、大胆な文明批評で戦後文学の代表者の一人となった。評論「日本文化私観」「堕落論」、小説「風...
しろとり‐せいご【白鳥省吾】
[1890〜1973]詩人。宮城の生まれ。民衆詩派を結成し、芸術派と対立した。詩集「大地の愛」、評論集「民主的文芸の先駆」など。
ばば‐つねご【馬場恒吾】
[1875〜1956]ジャーナリスト。岡山の生まれ。「ジャパンタイムズ」「国民新聞」の編集長を歴任。自由主義擁護の論陣を張り、無産政党の結成にも尽力。第二次大戦後、読売新聞社社長。
ひがしの‐けいご【東野圭吾】
[1958〜 ]小説家。大阪の生まれ。エンジニアの経験を生かして、理科系の専門知識を駆使した異色のミステリーを次々に発表し、若年層を中心に多くの読者を得る。その後、社会派小説やスポーツものも執筆...
むらの‐とうご【村野藤吾】
[1891〜1984]建築家。佐賀の生まれ。熟達した実務派として知られ、日本生命日比谷ビルなどを設計。文化勲章受章。
り‐たくご【李卓吾】
⇒李贄(りし)