シュトックハウゼン【Karlheinz Stockhausen】
[1928〜2007]ドイツの作曲家。メシアン・ミヨーらに師事。音楽に偶然性・空間性の概念を導入し、電子音楽において前衛的な作品を発表した。
シュトラウス【Richard Georg Strauss】
[1864〜1949]ドイツの作曲家・指揮者。ドイツ後期ロマン派の代表者。リストやワグナーの影響を基礎に、官能的・色彩的な独自の境地を開いた。作品に交響詩「英雄の生涯」「ドン=ファン」、オペラ「...
シュビッタース【Kurt Schwitters】
[1887〜1948]ドイツの芸術家。ダダイスムの運動に参加。雑多な素材による独自のコラージュ作品を作り、素材とした印刷物の断片の文字から、それらをメルツと呼んだ。→メルツバウ
ショスタコビチ【Dmitriy Dmitrievich Shostakovich】
[1906〜1975]ソ連の作曲家。グラズノフらに師事。当局から批判を受けて作風を変えつつ、常にソ連音楽界の第一線で活躍。作品に、15曲の交響曲、弦楽四重奏曲のほかオラトリオ「森の歌」など。
ショー【George Bernard Shaw】
[1856〜1950]英国の劇作家・批評家。フェビアン協会に参加。風刺と機知に富んだ辛辣(しんらつ)な作品により、英国近代劇を確立した。戯曲「人と超人」「ピグマリオン」「聖女ジョーン」などのほか...
しろやま‐さぶろう【城山三郎】
[1927〜2007]小説家。愛知の生まれ。本名、杉浦英一。経済学の知識を生かし、企業の内部や組織の裏面の人間模様を鮮やかに描き、企業小説の大ブームを巻き起こした。伝記小説も手がけ、映像化された...
シンクレア【Upton Beall Sinclair】
[1878〜1968]米国の小説家。社会主義的傾向の作品を発表、政治運動にもかかわった。作「ジャングル」「ボストン」など。
ジュネ【Jean Genet】
[1910〜1986]フランスの小説家・劇作家・詩人。泥棒、男娼、放浪生活をしながら作品を書き、悪や汚れを鋭い感受性と多彩な言語表現で聖性に転化させた。のち、前衛的な不条理劇の戯曲を発表。小説「...
じょうけい【定慶】
鎌倉時代の慶派の仏師。 大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝釈天像など。生没年未詳。 肥後法眼定慶。鎌倉前期から中期に活躍。作、大報恩寺...
ジョスカン‐デ‐プレ【Josquin des Prés】
[1440ころ〜1521]ルネサンス期のフランドルの作曲家。ミサ曲をはじめ、さまざまな分野の作品を残した。