ミストラル【Frédéric Mistral】
[1830〜1914]フランスの詩人。生地プロバンス地方の言語と文学の復興・刷新に貢献。1904年ノーベル文学賞受賞。叙事詩「ミレイユ」、近代プロバンス語辞典「フェリブリージュ宝典」など。
みずの‐りはち【水野利八】
[1884〜1970]実業家。岐阜の生まれ。スポーツ用品の水野兄弟商会(現ミズノ)を創業。実業団野球大会、関西学生連合野球大会などを中心に各地でスポーツ大会を実施。スポーツ用品の改良・普及に尽力した。
みた‐まさひろ【三田誠広】
[1948〜 ]小説家。大阪の生まれ。編集者、フリーライターを経て文筆活動に入る。「僕って何」で芥川賞受賞。他に「いちご同盟」「地に火を放つ者」「恋する家族」など。評論・随筆も多い。
みつざき‐けんぎょう【光崎検校】
[?〜1853ころ]江戸後期の地歌・箏曲(そうきょく)家。京都の人。箏曲の復興運動の先駆者。三味線とは合奏せず、箏だけで合奏・独奏する形式を発展させた。「五段砧」「秋風の曲」などを作曲。
みなもと‐の‐みつなか【源満仲】
[913〜997]平安中期の武将。経基の長男。鎮守府将軍。安和(あんな)の変で源高明を失脚させ、藤原氏に協力して地位を確立。摂津国多田に住んで、多田源氏を称した。多田満仲。
みなもと‐の‐ゆきいえ【源行家】
[?〜1186]平安末期の武将。為義の一〇男。通称、新宮十郎。以仁王(もちひとおう)の平氏討伐の令旨を受けて、各地の武士に伝達。義仲とともに入京、のち、頼朝と不和になった義経に協力し、和泉で頼朝...
みなもと‐の‐よりとも【源頼朝】
[1147〜1199]鎌倉幕府初代将軍。義朝の三男。平治の乱後、伊豆に流されたが、以仁王(もちひとおう)の平氏討伐の令旨を受けて挙兵。鎌倉を本拠に関東に勢力を伸ばし、弟範頼・義経を西上させて義仲...
みねざき‐こうとう【峰崎勾当】
江戸後期の地歌・箏曲(そうきょく)の演奏家・作曲家。天明・寛政(1781〜1801)ごろに大坂で活躍。「雪」「袖香炉」「越後獅子」などの名曲を作曲した。生没年未詳。
みやざわ‐けんじ【宮沢賢治】
[1896〜1933]詩人・童話作家。岩手の生まれ。法華経に傾倒し、農学校教師・農業技師として農民生活の向上に尽くすかたわら、東北地方の自然と生活を題材に、詩や童話を書いた。詩集「春と修羅」、童...
レイモント【Władysław Stanisław Reymont】
[1867〜1925]ポーランドの小説家。ある農村の自然・歴史と農民の暮らしを描いた大作「農民」のほか、新興工業都市の状況を印象主義的手法で描いた「約束の土地」など。1924年ノーベル文学賞受賞。