じゅんとく‐てんのう【順徳天皇】
[1197〜1242]第84代天皇。在位1210〜1221。後鳥羽天皇の第3皇子。名は守成(もりなり)。承久の乱に敗れて佐渡に流され、同地で没。和歌に秀で、歌集「順徳院御集」、歌学書「八雲御抄」...
じゅんな‐てんのう【淳和天皇】
[786〜840]第53代天皇。在位823〜833。桓武天皇の第3皇子。名は大伴。律令制再建に努め、また漢詩に長じた。「経国集」「令義解(りょうのぎげ)」などを作らせた。
じゅんにん‐てんのう【淳仁天皇】
[733〜765]第47代天皇。在位758〜764。舎人親王(とねりしんのう)の第7王子。名は大炊(おおい)。重用した藤原仲麻呂の道鏡排斥が失敗に終わり廃位、淡路に流された。淡路廃帝。
じょうとう‐もんいん【上東門院】
[988〜1074]一条天皇の中宮藤原彰子(ふじわらのしょうし)の院号。藤原道長の娘。後一条・後朱雀天皇の母。紫式部・和泉式部ら多くの才媛(さいえん)が仕えた。
じょめい‐てんのう【舒明天皇】
[593〜641]第34代の天皇。在位629〜641。名は田村皇子・息長足日広額尊(おきながたらしひひろぬかのみこと)。敏達天皇の孫。蘇我蝦夷(そがのえみし)らに擁立されて即位。飛鳥(あすか)岡...
じんぐう‐こうごう【神功皇后】
記紀に伝えられる仲哀天皇の皇后。名は気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)。仲哀天皇の没後、懐妊のまま朝鮮半島に遠征し、帰国後に応神天皇を出産したといわれる。
じんむ【神武】
神武天皇のこと。
じんむ‐てんのう【神武天皇】
記紀で、第1代の天皇。名は神日本磐余彦(かんやまといわれびこ)。日向(ひゅうが)を出て瀬戸内海を東へ進み、大和を平定して前660年橿原宮(かしはらのみや)で即位したと伝えられる。
すいこ‐てんのう【推古天皇】
[554〜628]第33代天皇。在位593〜628。欽明天皇の第3皇女。名は豊御食炊屋姫(とよみけかしきやひめ)。敏達天皇の皇后となり、崇峻天皇が蘇我馬子(そがのうまこ)に殺されたのちに即位。聖...
すいぜい‐てんのう【綏靖天皇】
記紀で、第2代の天皇。神武天皇の第3皇子。名は神渟名川耳(かんぬなかわみみ)。大和国葛城(かつらぎ)の高丘宮(たかおかのみや)を都にしたという。