そん‐けん【孫権】
[182〜252]中国、三国時代の呉の建国者。在位222〜252年。孫堅の子。富春(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は仲謀。諡号(しごう)、大帝。父・兄の事業を継いで、江東六郡を支配し、赤...
たい‐ぎょう【戴顒】
[378〜441]中国、南北朝時代の宋の学者。銍(しつ)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は仲若(ちゅうじゃく)。官の召請を辞し、隠者として過ごした。荘子の大旨を述べ、「逍遥(しょうよう)論...
たのむら‐ちくでん【田能村竹田】
[1777〜1835]江戸後期の文人画家。豊後(ぶんご)の人。名は孝憲(たかのり)。字(あざな)は君彝(くんい)。藩政に対する不満から官を辞し、頼山陽・浦上玉堂などの文人墨客と交わる。「亦復一楽...
だん‐ぎょくさい【段玉裁】
[1735〜1815]中国、清の考証学者。金壇(江蘇省)の人。字(あざな)は若膺(じゃくよう)。号、懋堂(もどう)。戴震(たいしん)に師事、文字訓詁の学に長じ、「説文解字注」「六書音韵(りくしょ...
ちょう‐さくりん【張作霖】
[1875〜1928]中国の軍人・政治家。奉天派の総帥。海城(遼寧(りょうねい)省)の人。字(あざな)は雨亭。馬賊の出身。東三省を支配下に収め、北京政界に進出。1926年東三省保安総司令に就任、...
ちょう‐さんしゅう【長三洲】
[1833〜1895]幕末・明治の漢学者・書家。豊後(ぶんご)の人。名は炗(ひかる)。字(あざな)は世章。奇兵隊に参加。維新後は文部大丞・文部省学務局長・東宮侍書などを歴任。漢詩・南画にもすぐれ...
ちょう‐し【張芝】
中国、後漢代の書家。酒泉(甘粛省)の人。字(あざな)は伯英。草書にすぐれていたところから草聖とよばれた。生没年未詳。
ちょう‐しどう【張之洞】
[1837〜1909]中国、清末の政治家。南皮(河北省)の人。字(あざな)は孝達。湖広総督・軍機大臣などを歴任。軍備の近代化、京漢(けいかん)鉄道の敷設など、洋務運動を推進した。著「勧学篇」など。
ちょう‐ひ【張飛】
[166?〜221]中国、三国時代の蜀(しょく)の武将。涿(たく)郡(河北省)の人。字(あざな)は益徳。関羽とともに劉備をたすけて魏・呉と戦った。勇猛だが粗暴で、呉討伐の際に部下に殺された。
ちん‐しょう【陳勝】
[?〜前208]中国、秦末の農民反乱の指導者。陽城(河南省)の人。字(あざな)は渉。雇農の出身。前209年、呉広とともに兵を挙げ、一時は張楚国を建てて王となったが、6か月後鎮圧された。その後、各...