ケルゼン【Hans Kelsen】
[1881〜1973]オーストリアの法学者。純粋法学を主唱。20世紀の法学に大きな影響を与えた。著「一般国家学」「純粋法学」など。
ケルビン【Kelvin】
[1824〜1907]英国の物理学者。本名、ウィリアム=トムソン(William Thomson)。熱力学・分子運動論の研究、海底電線の実用化、羅針盤・電気器具の改良などに貢献。絶対温度(ケルビ...
ケレーニイ【Karl Kerényi】
[1897〜1973]ハンガリー生まれの神話学者。ユングの影響を受け、ギリシャ神話の新解釈を行った。著「神話学入門」(ユングとの共著)、「迷宮と神話」「ギリシアの神話」など。
けんしょう【顕昭】
[1130ころ〜1210ころ]平安末・鎌倉初期の歌人・歌学者。藤原顕輔(ふじわらのあきすけ)の養子。義兄清輔とともに六条家歌学を大成。著「袖中抄(しゅうちゅうしょう)」「古今集註」など。
ケンドルー【John Cowdery Kendrew】
[1917〜1997]英国の化学者・生物学者。結晶たんぱく質のX線解析により、たんぱく質の分子構造を明らかにした。1962年、ペルツとともにノーベル化学賞受賞。ケンドリュー。
ケンペル【Engelbert Kämpfer】
[1651〜1716]ドイツの医学者。1690年、オランダ東インド会社の医師として来日、2年間滞在。日本の歴史・政治・社会・宗教・地理・動植物などを「日本誌」「江戸参府紀行」などに著述。
けんぼう‐ひでとし【見坊豪紀】
[1914〜1992]国語学者。東京の生まれ。東京帝国大学在学中、金田一京助の紹介で「明解国語辞典」の編纂に携わる。新聞や雑誌から現代日本語の実例を採取し続け、生涯で140万枚以上の用例カードを...
ケーベル【Raphael Koeber】
[1848〜1923]ドイツの哲学者・音楽家。ロシアの生まれ。モスクワで音楽、ハイデルベルクで哲学を学ぶ。1893年(明治26)来日、東大・東京音楽学校で21年間、哲学・文学・音楽などを教授。横...
ゲイ‐リュサック【Joseph Louis Gay-Lussac】
[1778〜1850]フランスの物理学者・化学者。「気体熱膨張に関する法則」「気体容積に関する法則」を確立。硫酸製法の改良でゲイ=リュサックの塔とよばれる装置を考案。また沃素(ようそ)・シアンの...
ゲスナー【Konrad Gesner】
[1516〜1565]スイスの博物学者。医業のかたわら各地から資料を収集、博物学の集大成である「植物大鑑」「動物誌」、また書誌学の基礎を築いたとされる「世界文献目録」を著した。