アストン【Francis William Aston】
[1877〜1945]英国の物理学者・化学者。同位元素の発見者。質量分析器を発明。1922年、ノーベル化学賞を受賞。
かいばら‐えきけん【貝原益軒】
[1630〜1714]江戸前期の儒学者・本草学者。福岡藩士。名は篤信。薬学を学び、朱子学を奉じた。教育・歴史・経済の面にも功績が多い。著「養生訓」「慎思録」「大和本草」など。
かいほ‐ぎょそん【海保漁村】
[1798〜1866]江戸後期の儒学者・考証学者。上総(かずさ)の人。名は元備、字(あざな)は純卿など。太田錦城に師事。佐倉藩儒から、のち幕府の医学館の儒学教授。著作に「漁村文話」など。
かいほ‐せいりょう【海保青陵】
[1755〜1817]江戸後期の儒学者・経済学者。江戸の人。諸国を巡り、諸藩・武士の経済立て直しや、商売繁盛の方策を説いた。晩年は京都で開塾。著「稽古談」「万屋談」など。
かく‐まつじゃく【郭沫若】
[1892〜1978]中国の文学者・歴史学者・政治家。楽山(四川省)の人。名は開貞。日本に留学中、文筆活動を開始。日中戦争勃発と同時に抗日救国に活躍。中華人民共和国成立後、政務院副総理・中国科学...
カー【Edward Hallett Carr】
[1892〜1982]英国の政治学者・歴史学者。外交官の経験から、国際政治を研究、また、ロシア史に関する多くの著作を残す。著「ドストエフスキー」「危機の二十年」「歴史とは何か」「ソビエト連邦の歴...
ガウス【Karl Friedrich Gauss】
[1777〜1855]ドイツの数学者・天文学者。正十七角形の作図の可能性の証明、最小自乗法の発見、準惑星ケレスの軌道の算出、曲面の研究など、純粋数学のほか、電磁気学にも多くの業績を残した。著「整...
とやま‐かめたろう【外山亀太郎】
[1867〜1918]動物学者・遺伝学者。神奈川の生まれ。蚕の遺伝を研究し、メンデルの法則が昆虫でも成り立つことを証明した。また、蚕の一代雑種を発明し養蚕業発展に貢献。
ニコラウス‐クサヌス【Nicolaus Cusanus】
[1401〜1464]ドイツの神学者・哲学者。神秘主義と自然科学の調和を目ざす独自の哲学を説き、地球球体説を擁護し、近世への道を開いた先駆者といわれる。著「知ある無知」など。
ルクレティウス【Titus Lucretius Carus】
[前94ころ〜前55ころ]ローマの哲学詩人。エピクロスの原子論に基づく哲学詩「物の本質について」により、唯物論的世界観を叙述した。