あわたぐち‐くにいえ【粟田口国家】
鎌倉初期の刀工。名は弥九郎。京都の粟田口に移り住み、地名を家名とした。後鳥羽院の御番鍛冶と伝えられている。生没年未詳。
しばた‐かついえ【柴田勝家】
[1522〜1583]安土桃山時代の武将。尾張の人。妻の小谷の方は織田信長の妹。信長第一の将として戦功があり、北陸の経営に当たった。本能寺の変後、豊臣秀吉に賤ヶ岳(しずがたけ)で敗れ、越前北ノ庄...
そう‐たいこ【曹大姑/曹大家】
⇒班昭(はんしょう)
ていか【定家】
⇒藤原定家(ふじわらのていか) 謡曲。三番目物。古くは「定家葛(ていかかずら)」とも。旅僧が京都千本付近のあずまやに雨宿りすると、式子(しきし)内親王の霊が現れ、生前契った定家の執心が葛(か...
のぶいえ【信家】
桃山時代の鐔工(たんこう)。鉄の鐔(つば)に毛彫りの文様やその題目、兵法の歌などを刻し、金家(かねいえ)と並ぶ名工といわれた。甲冑師(かっちゅうし)明珍派の名工信家とは別人とされる。生没年未詳。
ふじわら‐の‐かねいえ【藤原兼家】
[929〜990]平安中期の公卿。師輔(もろすけ)の三男。兄の兼通(かねみち)と関白職を争い、一条天皇の外祖父として摂政、次いで関白となった。法興院。東三条殿。
ふじわら‐の‐さだいえ【藤原定家】
⇒ふじわらのていか
ふじわら‐の‐ていか【藤原定家】
[1162〜1241]鎌倉初期の歌人。名は「さだいえ」とも。俊成の子。父のあとを継いで有心(うしん)体の象徴的歌風を確立し、歌壇の指導者として活躍。「新古今和歌集」の撰者の一人。のち「新勅撰和歌...
ふじわら‐の‐もといえ【藤原基家】
[1203〜1280]鎌倉中期の歌人。良経の子。正二位内大臣。「続古今和歌集」の撰者の一人。
まえだ‐としいえ【前田利家】
[1538〜1599]安土桃山時代の武将。加賀藩主前田氏の祖。尾張の人。幼名、犬千代。織田信長に従い、各地で戦功をたてた。のち、豊臣秀吉に仕え、五大老の一人として、秀頼の後見を託された。