じゃはな‐のぼる【謝花昇】
[1865〜1908]自由民権運動家。沖縄の生まれ。東大卒業後、沖縄県庁に就職。開墾地問題などで奈良原繁知事と対立し辞職。その後、知事の暴政批判と参政権獲得運動を展開した。
じゅんにょ【准如】
[1577〜1631]安土桃山から江戸初期にかけての僧。浄土真宗本願寺派第12世。西本願寺の開祖。顕如の第4子。徳川家康の建立した東本願寺に長兄教如が入ったことから、東西本願寺の対立が起こった。
すしゅん‐てんのう【崇峻天皇】
[?〜592]第32代の天皇。欽明天皇の皇子。名は泊瀬部(はつせべ)。蘇我馬子(そがのうまこ)に擁立されたが、のち対立して暗殺された。
スラ【Lucius Cornelius Sulla】
[前138〜前78]古代ローマの軍人・政治家。マリウスの部将としてユグルタ戦で功を立てたが、のち、ミトリダテスの乱討伐の指揮権をめぐってマリウスと対立し、マリウス派を一掃して独裁権を掌握。元老院...
そう‐けいれい【宋慶齢】
[1892〜1981]中国の政治家。広東(カントン)省海南島の人。孫文夫人。宋美齢・宋子文の姉。日本に亡命中、孫文と結婚。孫文の死後、国民党左派に属し、蒋介石(しょうかいせき)と対立。中華人民共...
そが‐の‐いなめ【蘇我稲目】
[?〜570]飛鳥時代の豪族。崇仏派の中心となり、物部(もののべ)・中臣(なかとみ)氏らと対立。皇室と姻戚関係を結び、蘇我氏全盛の礎をつくった。
たけだ‐かつより【武田勝頼】
[1546〜1582]戦国時代の武将。信玄の子。父の没後、その領国を継いで織田・徳川と対立。長篠(ながしの)の戦いに大敗。織田信長に攻められて天目山麓で自刃。
たけだ‐しんげん【武田信玄】
[1521〜1573]戦国時代の武将。名は晴信。信玄は法名。父信虎を廃して甲斐(かい)の守護となり、信濃一円を制し、上杉謙信と対立、数度に及び川中島で合戦。のち、京都進出を企てて三方ヶ原で徳川...
たちばな‐の‐ならまろ【橘奈良麻呂】
[?〜757]奈良時代の貴族。諸兄(もろえ)の子。父の死後、藤原仲麻呂との対立から騒乱の主謀者として捕らえられ、獄死したとされる。
タルド【Jean Gabriel de Tarde】
[1843〜1904]フランスの社会学者・犯罪学者。社会の成立を、心理的な個人間の模倣によるとし、デュルケームの社会実在論と対立。また、群集に対する公衆の概念を明確にした。著「模倣の法則」「世論...