いまにし‐きんじ【今西錦司】
[1902〜1992]人類学者。京都の生まれ。京大教授・岐阜大学長。生物種の棲(す)み分けの理論を提唱。日本の霊長類学の基礎を築く。また、独自の進化論を唱えた。登山家としても著名。文化勲章受章。...
エルゾーグ【Maurice Herzog】
[1919〜2012]フランスの登山家。1950年、ヒマラヤ遠征隊長としてアンナプルナの登頂に成功し、世界初の8000メートル峰登頂者となった。登頂記「処女峰アンナプルナ」は世界的なベストセラー...
さいぎょう【西行】
[1118〜1190]平安後期の歌人・僧。俗名、佐藤義清(さとうのりきよ)。法名、円位。鳥羽院に北面の武士として仕えたが、23歳で出家。草庵に住み、また諸国を行脚して歌を詠んだ。家集「山家集」...
さいちょう【最澄】
[767〜822]平安初期の僧。日本天台宗の開祖。近江(おうみ)の人。勅諡号、伝教大師。比叡山に入り、根本中堂を建立。延暦23年(804)空海とともに入唐し、翌年帰国。また、南都諸宗の学僧と対論...
ソシュール【Saussure】
(Horace-Bénédict de 〜)[1740〜1799]スイスの地質学者・登山家。1786年のモンブラン初登頂を後援、翌年自らも登頂した。著「アルプス山旅行」。
(Nicolas-...
チンダル【John Tyndall】
[1820〜1893]英国の物理学者。アイルランドの生まれ。微粒子による散乱光の研究で知られ、文筆家・登山家としても有名。著「アルプスの氷河」など。
にしぼり‐えいざぶろう【西堀栄三郎】
[1903〜1989]化学者・技術者。京都の生まれ。京大教授。品質管理の普及に貢献。登山家としても著名で、第1次南極越冬隊隊長を務めた。著作に「南極越冬記」「品質管理実施法」など。
ヒラリー【Edmund Percival Hillary】
[1919〜2008]ニュージーランドの登山家。1953年、英国のエベレスト遠征隊に参加し、シェルパのテンジンとともに初登頂に成功した。
ふかだ‐きゅうや【深田久弥】
[1903〜1971]小説家・登山家。石川の生まれ。小説「あすならう」「津軽の野づら」などを発表、清新で牧歌的な作風を示した。また、「日本百名山」など山岳随筆でも活躍。→百名山
ほった‐やいち【堀田弥一】
[1909〜2011]登山家。富山の生まれ。昭和11年(1936)、立教大登山隊の隊長として北インドの未踏峰ナンダコートに挑み、日本人初のヒマラヤ登頂に成功した。著作に「ヒマラヤ初登頂」など。