あしかが‐よしかつ【足利義勝】
[1434〜1443]室町幕府第7代将軍。在職1442〜1443。義教(よしのり)の子。嘉吉2年(1442)8歳で家督を継いだが、2年後病死。
あしかが‐よしずみ【足利義澄】
[1481〜1511]室町幕府第11代将軍。在職1495〜1508。足利政知(まさとも)の子で、義政の養子。細川政元に擁立されて将軍となったが、永正5年(1508)前将軍義稙(よしたね)に将軍職...
あしかが‐よしたね【足利義稙】
[1466〜1523]室町幕府第10代将軍。義視(よしみ)の子。延徳2年(1490)将軍となり、明応2年(1493)細川政元に追われたが、永正5年(1508)再び将軍となった。大永元年(1521...
あしかが‐よしてる【足利義輝】
[1536〜1565]室町幕府第13代将軍。在職1547〜1565。義晴の子。三好・松永氏らの勢力が強く、将軍職は有名無実であった。松永久秀に攻められて敗死。
あしかが‐よしのり【足利義教】
[1394〜1441]室町幕府第6代将軍。在職1429〜1441。義満の子。初め義円と称し天台座主(ざす)であったが、義持の死後、鬮(くじ)で後継者に選ばれて還俗(げんぞく)し、永享元年(142...
あしかが‐よしはる【足利義晴】
[1511〜1550]室町幕府第12代将軍。在職1522〜1547。義澄の子。細川高国に擁立され将軍となったが実権がなく、天文15年12月(1547年1月)、将軍職を子の義輝に譲った。
いとう‐げんぼく【伊東玄朴】
[1801〜1871]江戸末期の蘭方医。肥前の人。シーボルトに師事し、江戸に出て開業。牛痘苗による接種に成功し、同志とともに種痘所を開設。のち幕府の奥医師。
いとう‐ひろぶみ【伊藤博文】
[1841〜1909]政治家。山口の生まれ。吉田松陰に学び、倒幕運動に参加。のち明治憲法立案に当たる。明治18年(1885)内閣制度を創設、初代総理大臣となった。枢密院・貴族院の初代議長を歴任。...
おおはら‐ゆうがく【大原幽学】
[1797〜1858]江戸末期の農村指導者。神道・仏教・儒教を学び、下総(しもうさ)国香取郡長部村で村民を指導して村の建て直しを図ったが、幕府の圧力をうけ自殺。彼がつくらせた土地共有組織「先祖株...
かすが‐の‐つぼね【春日局】
[1579〜1643]江戸前期の大奥の女中。徳川3代将軍家光の乳母。稲葉正成の妻。名は福。家光が将軍継嗣になるのに功績があり、大奥を任せられ、権勢を振るった。 歌舞伎。時代物。5幕。明治24...