ふじわら‐の‐ひでさと【藤原秀郷】
平安中期の東国の武将。俗称、俵藤太(たわらとうた)。平将門の乱を平貞盛とともに平定し、下野守・武蔵守となる。小山・結城氏などはその子孫。百足(むかで)退治の伝説でも知られる。生没年未詳。
ぶん‐てい【文帝】
[前202〜前157]中国、前漢の第5代皇帝。在位、前180〜前157。姓名は劉恒(りゅうこう)、廟号は太宗。劉邦の子で、呂氏の乱平定後に即位。仁政を施したとされる。 魏の初代皇帝曹丕(そう...
ほそかわ‐よりゆき【細川頼之】
[1329〜1392]南北朝時代の武将。室町幕府管領(かんれい)として足利義満を助け、幕政の安定をはかった。のち、一時失脚したが、中国・四国地方の平定に活躍して、再び幕政に参加。
まつだいら‐さだのぶ【松平定信】
[1759〜1829]江戸後期の大名。田安宗武の七男。陸奥(むつ)白河藩主松平定邦の養子。号、楽翁。天明7年(1787)老中首座となり、寛政の改革を断行。著「花月双紙」「宇下人言(うげのひとこと...
マリウス【Gaius Marius】
[前157ころ〜前86]古代ローマの軍人・政治家。騎士身分から執政官となり、私兵をもってユグルタ戦争を平定。民衆派の首領として、閥族派のスラと対立した。
ようせい‐てい【雍正帝】
[1678〜1735]中国、清の第5代皇帝。在位1722〜1735。諱(いみな)は胤禛(いんしん)、廟号(びょうごう)は世宗。康熙帝の第4子。綱紀の粛正、官制の改革、税制の安定を図り、皇帝独裁権...
り‐えん【李淵】
[565〜635]中国、唐の初代皇帝。在位618〜626。字(あざな)は叔徳。廟号(びょうごう)は高祖。隋に仕えたが、煬帝(ようだい)の失政に乗じて挙兵し、長安に入って恭帝を擁立。618年、恭帝...
りゅう‐しゅう【劉秀】
[前6〜後57]中国、後漢の初代皇帝。在位25〜57。字(あざな)は文叔。諡(おくりな)は光武帝。廟号(びょうごう)は世祖。前漢の高祖9世の孫。23年、王莽(おうもう)の大軍を昆陽で破り、河北・...