ふんや‐の‐やすひで【文屋康秀】
平安前期の歌人。六歌仙の一人。文琳とも称した。古今集に和歌5首が伝わっている。生没年未詳。
ふんや‐の‐わたまろ【文室綿麻呂】
[765〜823]平安初期の公卿。弘仁元年(810)薬子(くすこ)の変で上皇方について捕らえられたが、のちに許され、坂上田村麻呂とともに蝦夷(えぞ)征討で武功をあげた。
へい‐おう【平王】
中国、周の第13代の王。在位、前770〜前720。父幽王が犬戎(けんじゅう)に敗れたのち、前770年、乱を避けて都を鎬京(こうけい)から洛邑(らくゆう)(のちの洛陽)に移した。これを境に、以前を...
ヘイデンスタム【Carl Gustav Verner von Heidenstam】
[1859〜1940]スウェーデンの詩人・小説家。ロマン主義的、理想主義的作風で祖国への愛をうたった。1916年ノーベル文学賞受賞。詩集「巡礼と遍歴の歳月」、小説「カロリーネナ」など。
ヘイロフスキー【Jaroslav Heyrovsky】
[1890〜1967]チェコスロバキアの物理化学者。1924年、志方益三とともに電流電圧曲線の自記装置ポーラログラフを発明。その応用面の研究を続け、新分野を創始した。59年ノーベル化学賞受賞。ヘ...
ヘス【Victor Franz Hess】
[1883〜1964]米国の物理学者。オーストリアの生まれ。軽気球を用いて高空での放射線を観測・研究し、宇宙線研究の基礎を築いた。1936年ノーベル物理学賞受賞。
ベスプッチ【Amerigo Vespucci】
[1454〜1512]イタリアの航海者・商人。1499年からポルトガル王の援助による2回の航海で、南米大陸をマゼラン海峡まで南下し、新大陸であることを確信。彼のラテン名アメリクスにちなみ、アメリ...
ベートーベン【Ludwig van Beethoven】
[1770〜1827]ドイツの作曲家。主にウィーンで活躍。ハイドン・モーツァルトから古典派様式を受け継ぎ、発展させて、独自の境地を開いた。晩年は聴力を失いながらも、交響曲・協奏曲・ピアノソナタ・...
ベーリング【Emil Adolph von Behring】
[1854〜1917]ドイツの細菌学者。北里柴三郎とともに破傷風菌とジフテリア菌の抗毒素血清を作製。1901年ノーベル生理学医学賞受賞。
ペイン【Thomas Paine】
[1737〜1809]英国の政治評論家・革命思想家。1774年渡米、「コモンセンス」を著して米国世論を啓発した。米国独立後は欧州に渡り、著「人間の権利」でフランス革命を支持。