カルダーノ【Girolamo Cardano】
[1501〜1576]イタリアの数学者・医者・哲学者。カルダーノの公式とよばれる三次方程式の根の解法を発表。
きむら‐ひさし【木村栄】
[1870〜1943]天文学者。石川の生まれ。岩手県奥州市の緯度観測所で緯度変化の観測に従事。明治35年(1902)、緯度変化の公式にZ項(木村項)を付加すべきことを提唱。文化勲章受章。
きよはら‐の‐なつの【清原夏野】
[782〜837]平安前期の貴族・学者。清原家の祖。小倉王の子で清原の姓を賜り、臣籍に下った。内裏式の改訂、令義解(りょうのぎげ)・日本後紀の編集にあたった。
きよはら‐のぶかた【清原宣賢】
[1475〜1550]室町後期の学者。吉田兼倶(かねとも)の子。清原宗賢の養子。号、環翠軒(かんすいけん)。法名、宗尤。儒学・国学に通じた。著「日本紀神代鈔」「貞永式目抄」。
くじょう‐よりつね【九条頼経】
[1218〜1256]鎌倉幕府第4代将軍。在職、1226〜1244。第1代摂家将軍。道家の子。源頼朝の遠縁にあたるため将軍に迎えられたが、北条氏の独裁下で形式上の将軍にすぎず、子頼嗣に将軍職を譲...
ぐさい【救済】
[1282?〜1376?]鎌倉末期・南北朝時代の連歌師。俗称、侍従房・侍公。和歌を冷泉為相(れいぜいためすけ)に、連歌を善阿に学んだ。二条良基と「菟玖波集(つくばしゅう)」を編集、「連歌新式」を...
ごう‐せいのすけ【郷誠之助】
[1865〜1942]実業家。岐阜の生まれ。東京株式取引所理事長・日本商工会議所会頭などを歴任。
ごこうみょう‐てんのう【後光明天皇】
[1633〜1654]第110代天皇。在位1643〜1654。後水尾天皇の皇子。名は紹仁(つぐひと)。儒学を好み、典礼格式を重んじた。漢詩集「鳳啼集」がある。
しょくし‐ないしんのう【式子内親王】
⇒しきしないしんのう(式子内親王)
しんめい‐まさみち【新明正道】
[1898〜1984]社会学者。台北の生まれ。東北大教授。社会の形式と内容との区分を克服した行為連関を主要概念とした総合社会学体系を樹立。著「社会本質論」「社会学史」など。