みつざき‐けんぎょう【光崎検校】
[?〜1853ころ]江戸後期の地歌・箏曲(そうきょく)家。京都の人。箏曲の復興運動の先駆者。三味線とは合奏せず、箏だけで合奏・独奏する形式を発展させた。「五段砧」「秋風の曲」などを作曲。
みやざき‐ゆうぜんさい【宮崎友禅斎】
江戸中期の京都の絵師。尾形光琳の画風を学び、模様染めの下絵を描いた。友禅染の創始者といわれる。生没年未詳。宮崎友禅。
みょうがく【明覚】
[1056〜?]平安後期の天台宗の僧。加賀の温泉寺に住し、悉曇(しったん)学・国語音韻などの研究にすぐれた業績を残した。著「悉曇大底」「梵字形音義(ぼんじぎょうおんぎ)」「悉曇要訣(しったんよう...
ミロ【Joan Miró】
[1893〜1983]スペインの画家。抽象的、記号的な形象と明るい色彩との調和により、天真爛漫(らんまん)で幻想的な画風を確立した。バレエの舞台装置・版画・彫刻・陶器などでも活躍。
むらかわ‐とおる【村川透】
[1937〜 ]映画監督。山形の生まれ。本姓、高橋。「蘇える金狼」「野獣死すべし」など、松田優作主演のハードボイルド作品を監督。他に「白い指の戯れ」「最も危険な遊戯」など。テレビドラマ「探偵物語...
ムーア【Henry Moore】
[1898〜1986]英国の彫刻家。生命感あふれる、有機的形態の抽象彫刻を制作。
モホリ‐ナギ【László Moholy-Nagy】
[1895〜1946]ハンガリー生まれの造形作家。バウハウスで教授。抽象絵画・彫刻・写真・映画・工芸ほか、欧米各地で多岐にわたる実験的造形活動を行った。米国で没。モホリ=ナジ。
もりかわ‐とえん【森川杜園】
[1820〜1894]江戸末期・明治期の彫刻家。奈良の生まれ。奈良人形を作り、奈良一刀彫の祖ともされる。
やつ‐なおひで【谷津直秀】
[1876〜1947]動物学者。東京の生まれ。東大教授。実験形態学・実験発生学および分類学の発展に貢献。著「動物分類表」「無脊椎動物系統学概論」など。
ルオー【Georges Rouault】
[1871〜1958]フランスの画家。黒く太い輪郭線、単純な形態、深く輝くような色彩を特色とする。