しょう‐がくせい【章学誠】
[1738〜1801]中国、清代の学者。会稽(かいけい)(浙江省)の人。字(あざな)は実斎。史書の重要性を強調する独自の史学方法論を確立し、後世に影響を与えた。著「文史通義」「校讐(こうしゅう)...
しょう‐こうせつ【邵康節】
[1011〜1077]中国、北宋の学者。共城(河南省)の人。名は雍(よう)。字(あざな)は尭夫(ぎょうふ)。神秘的宇宙観・自然哲学を説き、朱熹(しゅき)らに影響を与えた。著「観物内外篇」「皇極経...
ションガウアー【Martin Schongauer】
[1450?〜1491]ドイツの画家・版画家。ドイツ後期ゴシック絵画の代表者。また、初めて本格的な銅版画活動を行った画家で、デューラーなどに大きな影響を与えた。
しらやなぎ‐しゅうこ【白柳秀湖】
[1884〜1950]評論家・小説家。静岡の生まれ。本名、武司。堺利彦・幸徳秋水らの影響を受けて平民社に参加したが、のち転向。小説「駅夫日記」、評論「鉄火石火」「財界太平記」など。
しん‐なんぴん【沈南蘋】
中国、清代の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。名は詮。字(あざな)は衡之。写生画風による色彩豊かな花鳥画を描いた。享保16年(1731)長崎に来航、2年間滞在し、日本の花鳥画に影響を与えた。...
シーボルト【Philipp Franz Balthasar von Siebold】
[1796〜1866]ドイツの医者・博物学者。1823年、オランダ商館の医師として来日。長崎に鳴滝塾を開設、診療と教育とに当たり、日本の西洋医学発展に影響を与えた。シーボルト事件により1829年...
シーレ【Egon Schiele】
[1890〜1918]オーストリアの画家。クリムトの影響を受ける。激しい描線で人間の生の孤独を描いた。
ジャネ【Pierre Janet】
[1859〜1947]フランスの心理学者・精神医学者。ノイローゼやヒステリーに関する独自の理論を展開し、ユングらに影響を与えた。著作に「ヒステリーの精神状態」など。
ジャリ【Alfred Jarry】
[1873〜1907]フランスの劇作家・詩人。象徴主義の影響を受け、戯曲「ユビュ王」はシュールレアリスムの先駆とされる。
ジュオー【Léon Jouhaux】
[1879〜1954]フランスの労働運動指導者。1909年からフランスの労働総同盟書記長。労使協調主義を唱え、第二次大戦後、共産党の影響力が増大したため脱退し、労働組合「労働者の力」を結成。19...