こが‐とうあん【古賀侗庵】
[1788〜1847]江戸後期の儒学者。肥前の人。精里の三男。名は煜。諸子百家に通じ、父とともに昌平坂学問所の教授を務めた。著「海防臆測」「劉子」など。
こが‐はるえ【古賀春江】
[1895〜1933]洋画家。福岡の生まれ。本名は亀雄(よしお)で、後に僧籍に入り良昌と改名。キュビスムから出発、クレーふうの詩的幻想画を経て、晩年はシュールレアリスムの傾向を強めた。
こが‐まさお【古賀政男】
[1904〜1978]作曲家。福岡の生まれ。歌謡曲を多数作曲。その旋律は古賀メロディーと称される。作品「酒は涙か溜息か」「影を慕いて」など。没後、国民栄誉賞受賞。
こ‐きんとう【胡錦濤】
[1942〜 ]中国の政治家。安徽省出身。清華大学卒業。1964年中国共産党入党。1992年政治局常務委員、1998年国家副主席、2002年党総書記に就任。2003年国家主席に選出され、2005...
こしきぶ‐の‐ないし【小式部内侍】
[?〜1025]平安中期の女流歌人。父は橘道貞、母は和泉式部。母とともに上東門院彰子に仕えた。26、7歳で死去。歌は後拾遺集・金葉集などに載る。
こじま‐かずお【古島一雄】
[1865〜1952]政治家。兵庫の生まれ。新聞記者から政界に入り、犬養毅(いぬかいつよし)と行動をともにして、衆議院・貴族院議員を歴任。第二次大戦後、自由党の総裁に推されたが、吉田茂を推挙し...
こ‐てき【胡適】
[1891〜1962]中国の文学者・思想家・教育行政家。績渓(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は適之(てきし)。米国に留学し、デューイに学び、帰国後、北京大学教授。五・四運動のころから白話文...
ごかめやま‐てんのう【後亀山天皇】
[?〜1424]第99代天皇。在位、1383〜1392。南朝最後の天皇。後村上天皇の皇子。名は熙成(ひろなり)。足利義満(あしかがよしみつ)の呼び掛けに応じ、神器を北朝の後小松天皇に伝えて譲位、...
ごったん‐ふねい【兀庵普寧】
[1197〜1276]鎌倉中期に来日した中国南宋の臨済宗の僧。諡号(しごう)は宗覚禅師。無準師範(ぶじゅんしばん)に師事して印可を受け、来日後、北条時頼に招かれて建長寺第2世となった。文永2年(...
ごつちみかど‐てんのう【後土御門天皇】
[1442〜1500]第103代天皇。在位1464〜1500。後花園天皇の第1皇子。名は成仁(ふさひと)。在位中に応仁の乱が起こった。歌集「紅塵灰集」がある。