じょうしゅん【成俊】
南北朝時代の学僧。万葉集を研究して、定家仮名遣いの誤りを指摘、歴史的仮名遣いの基礎をつくった。生没年未詳。
じょうじん【成尋】
[1011〜1081]平安後期の天台宗の僧。藤原貞叙(ふじわらのさだのぶ)の子。62歳で入宋(にっそう)し各寺を巡礼。訳経場の監事となり、経典を日本へ送った。のち、宋で没。宋の神宗(しんそう)か...
ジンギス‐かん【ジンギス汗】
⇒チンギス=ハン 「ジンギス汗鍋」「ジンギス汗料理」などの略。 [補説]「成吉思汗」とも書く。
せい‐おう【成王】
[前1115?〜前1079?]中国、周の第2代の王。若年で武王を継ぎ、叔父の周公・召公奭(しょうこうせき)らの補佐を受けて周の基礎を確立したといわれる。
せいとう【成湯】
⇒湯王(とうおう)
せいむ‐てんのう【成務天皇】
記紀で、第13代天皇。景行天皇の第4皇子。名は稚足彦(わかたらしひこ)。国・郡(こおり)・県(あがた)・邑(むら)を定め、国造(くにのみやつこ)・県主(あがたぬし)・稲置(いなき)などを置いたと...
チンギス‐ハン【Chingis Khan】
[1162?〜1227]モンゴル帝国の創始者。在位1206〜1227。廟号(びょうごう)は太祖。幼名、テムジン(鉄木真)。1206年、全モンゴルの部族を統一してチンギス=ハンの称号を得た。西夏・...
なるしま‐もとなお【成島司直】
[1778〜1862]江戸後期の幕府奥儒者。号、東岳。「徳川実紀」の編纂(へんさん)にあたった。
なるしま‐りゅうほく【成島柳北】
[1837〜1884]漢詩人・随筆家・ジャーナリスト。江戸の生まれ。本名、惟弘(これひろ)。幕臣として騎兵奉行・外国奉行などを歴任。維新後欧米を外遊し、明治7年(1874)朝野新聞社長となり、文...
なるせ‐みきお【成瀬巳喜男】
[1905〜1969]映画監督。東京の生まれ。庶民的な女性を私小説風に描いて、独特の世界を確立。代表作「妻よ薔薇のように」「めし」「浮雲」など。