スタニスラフスキー【Konstantin Sergeevich Stanislavskiy】
[1863〜1938]ソ連の演出家・俳優。モスクワ芸術座を創立、リアリズム演劇の旗手として活動。その理論スタニスラフスキーシステムは世界の俳優教育に多大の影響を与えた。著「芸術におけるわが生涯」など。
せきや‐としこ【関屋敏子】
[1904〜1941]ソプラノ歌手・作曲家。東京の生まれ。三浦環(たまき)に師事。イタリアに留学し、欧米各地で活躍。帰国後は、作曲や公演活動なども行った。昭和16年(1941)自殺。作品に歌曲「...
セビニェ【Marie de Rabutin-Chantal, marquise de Sévigné】
[1626〜1696]フランスの女流作家。通称、セビニェ夫人。夫は侯爵で、若くして未亡人となったが、結婚した娘にあてて書いた1500通に及ぶ手紙は、書簡文学の傑作とされる。
せんか‐てんのう【宣化天皇】
記紀で、第28代天皇。継体天皇の第2皇子。名は武小広国押盾(たけおひろくにおしたて)。新羅(しらぎ)の任那(みまな)侵入に際し、大伴狭手彦(おおとものさでひこ)を遣わして、任那・百済(くだら)を...
そうまい‐しんじ【相米慎二】
[1948〜2001]映画監督。岩手の生まれ。「翔んだカップル」で監督デビュー。カットを控えた長回しの手法を用い、アイドル映画の名手として評価を得る。代表作「セーラー服と機関銃」「ションベン・ラ...
そが‐ちょくあん【曽我直庵】
安土桃山時代の画家。経歴は不明であるが、堺で蛇足6世を名のって活躍。粗豪な筆致で、漢画の手法を取り入れた花鳥画を多く描いた。生没年未詳。
ぞうあみ【増阿弥】
室町前期の田楽師。新座に所属し、世阿弥と張り合った名手。生没年未詳。
たかはし‐おさむ【高橋治】
[1929〜2015]小説家。千葉の生まれ。映画監督を経て執筆活動に入り、戯曲・小説を手がける。伝記物の他、叙情的な恋愛小説でも広い読者層を得る。「秘伝」で直木賞受賞。他に「絢爛(けんらん)たる...
たかはし‐かつひこ【高橋克彦】
[1947〜 ]小説家。岩手の生まれ。浮世絵研究家として美術館に勤務した後、執筆活動に入る。江戸時代に対する深い知識を生かした時代物の推理小説の他、怪奇小説、SF、ミステリーなどを幅広く手がける...
たかはた‐いさお【高畑勲】
[1935〜2018]アニメーション作家。三重の生まれ。はじめテレビアニメを演出・監督、のちアニメ映画の脚本・監督を手がける。「風の谷のナウシカ」など、宮崎駿(はやお)監督作品のプロデュースでも...