フォスコロ【Ugo Foscolo】
[1778〜1827]イタリアの詩人・小説家。イタリアの解放・独立運動に参加。晩年は英国へ亡命した。長詩「墳墓」、小説「ヤコポ=オルティスの最後の手紙」など。
ふじかわ‐ゆうぞう【藤川勇造】
[1883〜1935]彫刻家。香川の生まれ。フランスに留学し、ロダン晩年の助手を務めた。帰国後、二科会彫刻部創設に参加。
ふじた‐まこと【藤田まこと】
[1933〜2010]俳優。東京の生まれ。本名、原田真(まこと)。歌手や司会を経て、コメディアンとしてテレビ界入り。主演した時代劇「てなもんや三度笠」が高視聴率を上げ、人気を集めた。その後も「必...
ふじた‐よしなが【藤田宜永】
[1950〜2020]小説家・エッセイスト。福井の生まれ。渡仏しミステリーの翻訳を手がけた後、本格的な執筆活動に入った。エンターテインメント色の強い探偵小説・恋愛小説で若い読者層を得る。「愛の領...
ふじもと‐ぎいち【藤本義一】
[1933〜2012]小説家・放送作家。大阪の生まれ。本名、義一(よしかず)。ラジオドラマや映画のシナリオを執筆するかたわら、テレビの深夜番組の司会、若手の漫才師の育成など幅広く活躍。小説では、...
ふじやま‐いちろう【藤山一郎】
[1911〜1993]歌手。東京の生まれ。本名、増永丈夫。東京音楽学校在学中にデビュー、歌謡曲を音楽性豊かに歌い続けた。ヒット曲に「酒は涙か溜息か」「丘を越えて」「青い山脈」など。国民栄誉賞受賞。
ふじわら‐よしえ【藤原義江】
[1898〜1976]テノール歌手。山口の生まれ。藤原歌劇団を創設し、日本のオペラ運動の先駆者となった。
フランク【César Auguste Franck】
[1822〜1890]フランスの作曲家・オルガン奏者。バッハなどのドイツ音楽の手法を受け継ぎ、晩年独自の形式を確立。作品に、オルガン曲、バイオリンソナタのほか「交響曲ニ短調」など。
まつした‐ぜんに【松下禅尼】
北条時氏の妻。経時・時頼らの母。安達景盛の娘。手ずから障子の切り張りをして、子の時頼に質素倹約の手本を示したという徒然草にみえる逸事で有名。生没年未詳。
まつだ‐うきふね【松田浮舟】
江戸初期の手品師。水芸を得意とした。生没年未詳。