しゅう‐よう【周揚】
[1908〜1989]中国の文芸評論家。湖南省の人。本名、周起応。「国防文学」を提唱し魯迅(ろじん)らと対立、整風運動では理論的指導者として活躍する。文化大革命で失脚するが、のちに要職に復帰した...
シュモラー【Gustav von Schmoller】
[1838〜1917]ドイツの経済学者。新歴史学派の代表者で、社会政策学会を設立し、指導的役割を果たした。また、「シュモラー年報」を創刊。著「国民経済学原論」など。
シュレーゲル【Schlegel】
(August Wilhelm von〜)[1767〜1845]ドイツの批評家。
の兄。弟らと「アテネーウム」誌を刊行、ロマン主義理論の基礎を築いた。シェークスピアの翻訳でも活躍。著「劇芸術お...
じょうしゅん【成俊】
南北朝時代の学僧。万葉集を研究して、定家仮名遣いの誤りを指摘、歴史的仮名遣いの基礎をつくった。生没年未詳。
ジョージ【George】
英国王。 (1世)[1660〜1727]在位1714〜1727。ドイツのハノーバーの選帝侯であったが、迎えられて英国王位に就き、ハノーバー朝を創始。英語を知らずハノーバーにこもることが多かった...
たかみ‐せんせき【鷹見泉石】
[1785〜1858]江戸後期の武士・蘭学者。下総(しもうさ)の人。名は忠常。古河(こが)藩の家老で大塩平八郎の乱平定を指揮。また、地図・地理書を収集し、海外地理を研究。
たざき‐そううん【田崎草雲】
[1815〜1898]日本画家。帝室技芸員。名は芸(うん)。幕末には足利藩士として尊王運動に奔走したが、明治維新後は画業に専心。文人画の指導的な役割を果たした。作品に「蓬莱仙宮図」など。
つつみ‐ちよ【堤千代】
[1917〜1955]小説家。東京の生まれ。本名、文子。先天的な心臓疾患を抱えており、通学せず自宅で独学。「小指」およびその他の作品で女流作家として初めて直木賞受賞。他に「再会」「柳の四季」「カ...
つぼい‐よしちか【壺井義知】
[1657〜1735]江戸中期の有職故実家。河内(かわち)の人。名は「よしとも」とも。号、鶴翁など。通称、安左衛門。実証的研究を確立し、多くの門人を指導した。著「装束要領抄」など。
ツンベルク【Carl Peter Thunberg】
[1743〜1828]スウェーデンの博物学者・医師。リンネの指導を受ける。安永4年(1775)長崎オランダ商館の医師として来日、1年滞在。日本の医学・植物学の発達に貢献。著「日本紀行」「日本植物...