アレクシエービチ【Svetlana Alexandrovna Alexievich/Светлáна Алексáндровна Алексиéвич】
[1948〜 ]ベラルーシのジャーナリスト・作家。ウクライナの生まれ。1985年、第二次大戦に従軍した女性たちに取材した「戦争は女の顔をしていない」を発表。その後も、市井(しせい)の人々への取材...
あわしま‐かんげつ【淡島寒月】
[1859〜1926]文学者。東京の生まれ。本名、宝受郎。江戸文学を愛好し、西鶴を再発見して、その価値を尾崎紅葉・幸田露伴らに伝えた。著「百美文」「梵雲庵(ぼんうんあん)雑話」。
あんざい‐あつこ【安西篤子】
[1927〜 ]小説家。兵庫の生まれ。中国の知識を生かし、歴史物で筆をふるう。「張少子(チャンシャオツ)の話」で直木賞受賞。神奈川県教育委員会委員、神奈川近代文学館館長を歴任。他に「千姫微笑」「...
アンドリッチ【Ivo Andrić】
[1892〜1975]ユーゴスラビアの小説家・詩人。ボスニア‐ヘルツェゴビナ生まれ。ボスニアを舞台とした作品で知られる。1961年にノーベル文学賞を受賞。作「ドリナの橋」「トラブニク年代記」「呪...
いいざわ‐ただす【飯沢匡】
[1909〜1994]劇作家。和歌山の生まれ。文化学院卒。本名、伊沢紀(ただす)。社会を風刺した喜劇で活躍。作品に「もう一人のヒト」など。「二号」で岸田演劇賞、「五人のモヨノ」で読売文学賞、「夜...
いいだ‐りゅうた【飯田竜太】
[1920〜2007]俳人。山梨の生まれ。蛇笏(だこつ)の四男。俳誌「雲母(うんも)」を蛇笏から継承して主宰。自然を叙情的に表現した作品を残し、俳壇の第一人者として活躍した。句集「忘音(ぼうおん...
イェンセン【Johannes Vilhelm Jensen】
[1873〜1950]デンマークの小説家。北欧新ロマン主義的作風。文化史小説「長い旅」が代表作。1944年、ノーベル文学賞受賞。
イェーツ【William Butler Yeats】
[1865〜1939]アイルランドの詩人・劇作家。アイルランド文芸復興運動、独立運動に参加。詩集「アシーンの放浪とその他の詩」「塔」、戯曲「砂時計」「鷹の井戸」など。1923年ノーベル文学賞受賞...
いがらし‐ちから【五十嵐力】
[1874〜1947]国文学者。山形の生まれ。早大教授。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の門下で、国文学の文芸学的研究に業績を残した。著「新国文学史」「新文章講話」など。
いけうち‐おさむ【池内紀】
[1940〜2019]ドイツ文学者。兵庫の生まれ。19世紀末のドイツやオーストリアの文化研究を中心に活躍。カフカやゲーテなどの研究・翻訳にも業績を残した。後年は幅広い文筆活動を行い、「恩地孝四郎...