はせがわ‐しん【長谷川伸】
[1884〜1963]小説家・劇作家。神奈川の生まれ。本名、伸二郎。新聞記者を経て、大衆小説や時代物の戯曲を多数発表、股旅物(またたびもの)の創始者といわれる。小説「夜もすがら検校(けんぎょう)...
はせがわ‐にょぜかん【長谷川如是閑】
[1875〜1969]ジャーナリスト・思想家。東京の生まれ。本名、万次郎。新聞記者を経て、大山郁夫らと雑誌「我等」を創刊し、自由主義批評家としてデモクラシー思想を鼓吹。文化勲章受章。著「現代国家...
はまだ‐ひこぞう【浜田彦蔵】
[1837〜1897]幕末・明治の通訳・貿易商。播磨(はりま)の人。江戸への航海中に漂流し、米国船に救われて渡米、帰化し、ジョセフ=ヒコと称した。安政6年(1859)帰国、日米外交交渉に活躍し、...
はら‐たかし【原敬】
[1856〜1921]政治家。岩手の生まれ。外務省退官後、大阪毎日新聞社社長に就任。立憲政友会創立に参画し、逓相・内相を歴任後、総裁に就任。大正7年(1918)平民宰相として初の政党内閣を組織し...
ハースト【William Randolph Hearst】
[1863〜1951]米国の新聞経営者。ニューヨークでピュリッツァーの「ワールド」と販売合戦を行い、イエロージャーナリズムの全盛期をもたらした。全米各地の新聞および雑誌、放送局・通信社などを経営。
ばば‐つねご【馬場恒吾】
[1875〜1956]ジャーナリスト。岡山の生まれ。「ジャパンタイムズ」「国民新聞」の編集長を歴任。自由主義擁護の論陣を張り、無産政党の結成にも尽力。第二次大戦後、読売新聞社社長。
ばん‐だんえもん【塙団右衛門】
[1567〜1615]安土桃山時代の武将。遠江(とおとうみ)の人。本名、直之。加藤嘉明に従って文禄の役・慶長の役に功を立てたが、のち浪人となり、大坂の陣で豊臣方に参加、夏の陣に戦死。 宮崎三...
ひの‐けいぞう【日野啓三】
[1929〜2002]小説家・評論家。読売新聞の記者を経て文筆活動に入る。韓国人女性との結婚をめぐる経緯を描いた「あの夕陽」で芥川賞受賞。他に「抱擁」「砂丘が動くように」「台風の眼」「光」など。...
ふかい‐えいご【深井英五】
[1871〜1945]銀行家。群馬の生まれ。国民新聞の記者を経て、当時の大蔵大臣松方正義の秘書に転身。のち日本銀行に入行し、営業局長・副総裁・総裁などを歴任した。著作に「通貨調節論」など。
ふくしま‐しんたろう【福島慎太郎】
[1907〜1987]外交官・新聞人。東京の生まれ。東京帝大卒業後、外務省に勤務。総理大臣秘書官や内閣官房次長などを歴任。昭和24年(1949)プロ野球毎日オリオンズ(千葉ロッテの前身)球団社長...