いちかわ‐らいぞう【市川雷蔵】
[1931〜1969]俳優。8世。京都の生まれ。本名、亀崎章雄(かめざきあきお)。のちに竹内嘉男(よしお)、太田吉哉と改名。歌舞伎界から映画界へ転身。「新・平家物語」に主演して注目を集めると、「...
こまつ‐しげみ【小松茂美】
[1925〜2010]古筆学者。山口の生まれ。国鉄職員などを経て昭和28年(1953)東京国立博物館に入り、独学で古筆研究をすすめた。昭和36年(1961)「後撰和歌集 校本と研究」で文学博士号...
しむら‐たかし【志村喬】
[1905〜1982]俳優。兵庫の生まれ。本名、島崎捷爾(しょうじ)。舞台俳優を経て映画俳優となり、「浪華悲歌(なにわエレジー)」「赤西蠣太(あかにしかきた)」「鴛鴦(おしどり)歌合戦」などに出...
ダルゴムイシスキー【Aleksandr Sergeevich Dargomïzhskiy】
[1813〜1869]ロシアの作曲家。ロシア国民楽派の一人。ロシア語の抑揚を生かした朗唱様式を完成し、ムソルグスキーらに大きな影響を与えた。歌劇「ルサルカ」「石像の客」など。
ノーノ【Luigi Nono】
[1924〜1990]イタリアの作曲家。十二音音楽から出発し、さまざまな前衛技法を採用する実験的傾向を強めていった。また「ゲルニカの勝利」「生命と愛の歌—広島の橋の上で」「アウシュビッツの事件」...
フィッシャー‐ディースカウ【Dietrich Fischer-Dieskau】
[1925〜2012]ドイツのバリトン歌手。20世紀を代表する声楽家として国際的に活躍。ドイツ歌曲を中心に数多くの録音を残した。中でもシューベルトの「冬の旅」は名唱とされる。
マーリー【Bob Marley】
[1945〜1981]ジャマイカの歌手。英国人の父とジャマイカ人の母との間に生まれる。1970年代にジャマイカの音楽レゲエを開拓・完成させ、その音楽と思想を世界に広めた。ボブ=マーリー。
もり‐つよし【森毅】
[1928〜2010]数学者。東京の生まれ。解析学を専門とし、京都大学教授などを務めるかたわら、教育問題や歌舞伎などの芸能・文化に関する評論家としても活躍した。
よしおか‐おさむ【吉岡治】
[1934〜2010]作詞家。山口の生まれ。サトウ・ハチローに師事。代表作は歌謡曲「真赤な太陽」「さざんかの宿」「天城越え」、童謡「あわてんぼうのサンタクロース」など。紫綬褒章受章。
リュリ【Jean-Baptiste Lully】
[1632〜1687]フランスの作曲家。イタリア生まれ。ルイ14世の宮廷楽団総監督。台本作家キノーとともにバレエやオペラを多数上演し、フランスバロック歌劇を確立した。作「町人貴族」「テセウス」など。