あさぬま‐いねじろう【浅沼稲次郎】
[1898〜1960]社会運動家・政治家。東京三宅島の生まれ。労農運動に活躍し、昭和35年(1960)日本社会党委員長に就任。同年10月、日比谷公会堂で立会演説中に右翼少年に刺殺された。著「わが...
あさひな‐ちせん【朝比奈知泉】
[1862〜1939]政治評論家。新聞記者。茨城の生まれ。「東京日日新聞」の主筆として活躍。条約改正、遼東(りょうとう)半島還付問題などで政府側を代弁した。
アズナブール【Charles Aznavour】
[1924〜2018]フランスの歌手・俳優。ピアフに認められて脚光を浴びると、1950年代からはシャンソン界屈指の人気歌手として活躍。ビブラートをきかせた歌唱法で人気を博した。ヒット曲に「帰り来...
あずみ‐の‐ひらふ【阿曇比羅夫】
飛鳥時代の武将。滅亡直前の百済(くだら)の救援に赴き活躍したが、白村江(はくすきのえ)で唐の水軍に敗れた。生没年未詳。
アダムズ【Adams】
(John 〜)[1735〜1826]米国建国期の政治家。第2代大統領。在任1797〜1801。独立宣言起草委員になるなど、アメリカ独立革命で活躍。→ジェファーソン →アダムズ方式 (Joh...
あべ‐あきら【阿部昭】
[1934〜1989]小説家。広島の生まれ。私小説的な短編を得意とし、「内向の世代」の作家として活躍。作品に「千年」「人生の一日」など。
あべ‐まきお【阿部牧郎】
[1933〜2019]小説家。京都の生まれ。官能小説や評伝、野球小説など多彩なジャンルで活躍し、「それぞれの終楽章」で直木賞受賞。他に「蛸と精鋭」「ドン・キホーテ軍団」など。
あべ‐りゅうたろう【安部竜太郎】
[1955〜 ]小説家。福岡の生まれ。本名、良法(よしのり)。区役所職員や図書館司書を経て作家デビュー。「血の日本史」で注目され、その後も歴史小説を中心に活躍。「等伯(とうはく)」で直木賞受賞。...
あめのもり‐ほうしゅう【雨森芳洲】
[1668〜1755]江戸中期の儒学者。近江(おうみ)の人。名は俊良、字(あざな)は伯陽。朝鮮語・中国語をよくし、対馬(つしま)藩に仕えて文教・外交に活躍。著「橘窓文集」「たわれ草」など。
あらい‐かんぽう【荒井寛方】
[1878〜1945]日本画家。栃木の生まれ。本名、寛十郎。水野年方に歴史画を学び、文展、のち院展で活躍。インドのアジャンタ壁画や、法隆寺金堂壁画の模写事業に加わった。