さかた‐ひろお【阪田寛夫】
[1925〜2005]小説家・詩人。大阪の生まれ。朝日放送退職後、小説・詩・作詞など幅広く執筆。「土の器」で芥川賞受賞。他に小説「海道東征」、詩集「わたしの動物園」、児童文学「トラジイちゃんの冒...
さくらぎ‐しの【桜木紫乃】
[1965〜 ]小説家。北海道の生まれ。平成14年(2002)「雪虫」でオール読物新人賞を受賞し、平成19年(2007)単行本「氷平線」でデビュー。「ホテルローヤル」で直木賞受賞。他に「ラブレス...
ささき‐じょう【佐々木譲】
[1950〜 ]小説家。北海道の生まれ。本名、譲(ゆずる)。「鉄騎兵、跳んだ」で作家デビュー。「廃墟に乞う」で直木賞受賞。他に、第二次大戦を舞台にした三部作「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電...
さとう‐やすし【佐藤泰志】
[1949〜1990]小説家。北海道の生まれ。日常の閉塞感と生の輝きを描く。「空の青み」「水晶の腕」などで、五度芥川賞候補となった。没後20年を経て「海炭市叙景」が映画化され注目を集めた。
さむかわ‐こうたろう【寒川光太郎】
[1908〜1977]小説家。北海道の生まれ。本名、菅原憲光(のりみつ)。「密猟者」で芥川賞受賞。戦後は、大衆文学に転じた。他に「北風ぞ吹かん」「荒野の剣士」など。
しげかね‐よしこ【重兼芳子】
[1927〜1993]小説家。北海道の生まれ。「やまあいの煙」で芥川賞受賞。病気と闘いながら、生と死、老い、病をテーマに多くの著作を残す。他に「夫と妻の老い支度」「さよならを言うまえに」など。
しまき‐けんさく【島木健作】
[1903〜1945]小説家。北海道の生まれ。本名、朝倉菊雄。農民運動に参加。検挙され、転向後に作家生活に入る。作「癩」「生活の探求」「赤蛙」など。
しもざわ‐かん【子母沢寛】
[1892〜1968]小説家。北海道の生まれ。本名、梅谷松太郎。新聞記者を経て、大衆文学作家として活躍。作「新選組始末記」「国定忠治」「父子鷹」など。
じっぺんしゃ‐いっく【十返舎一九】
[1765〜1831]江戸後期の戯作者。駿河の人。本名、重田貞一。初め江戸に出て、のち大坂に行き、浄瑠璃の合作で文筆活動を始めた。江戸に戻り、洒落本・黄表紙などを書き、滑稽本「東海道中膝栗毛」で...
すずき‐あきら【鈴木章】
[1930〜 ]化学者。北海道の生まれ。有機化合物の合成で、根岸英一が開発した根岸カップリング反応に改良を加え、ホウ素を用いる鈴木カップリング反応を開発した。平成22年(2010)、ヘック・根岸...