ぎ‐げん【魏源】
[1794〜1856]中国、清の学者・思想家。邵陽(しょうよう)(湖南省)の人。字(あざな)は黙深(もくしん)。公羊学(くようがく)を通して、経世実用の学に努めた。著「海国図誌」は、日本の幕末開...
ちょうげん【重源】
[1121〜1206]鎌倉初期の浄土宗の僧。号、俊乗房。醍醐寺で密教を修め、のち、法然に師事して念仏門に入った。再三にわたり入宋したといわれる。東大寺大仏殿再建の勧進職となり、天竺様(大仏様)を...
とう‐げん【董源】
中国、五代・宋初の画家。鍾陵(江西省)の人。字(あざな)は叔達。山水画をよくし、後世、南宗画の祖とされる。生没年未詳。
りょうげん【良源】
[912〜985]平安中期の天台宗の僧。近江(おうみ)の人。諡号、慈慧(じえ)。通称、元三(がんざん)大師・角(つの)大師・御廟大師。比叡山に入って顕密を学び、内供奉(ないぐぶ)十禅師・天台座主...