いしはら‐かんじ【石原莞爾】
[1889〜1949]陸軍中将。山形の生まれ。関東軍参謀として、満州事変、満州国建設を推進。のち、東条英機と対立、予備役(よびえき)となった。東亜連盟の指導者。
えんに【円爾】
[1202〜1280]鎌倉中期の臨済宗の僧。駿河の人。京都・鎌倉で参禅し、入宋。帰国後、九州・京都で説法。東福寺の開山となる。勅諡号(ちょくしごう)、聖一(しょういち)国師を賜り、これが日本の国...
おざわ‐せいじ【小沢征爾】
[1935〜2024]指揮者。満州の生まれ。斎藤秀雄から指揮を学ぶ。短大卒業後に単身渡仏し、昭和34年(1959)のブザンソン国際青年指揮者コンクールで優勝。その後、ミュンシュやカラヤンに師事し...
ふじわら‐しんじ【藤原審爾】
[1921〜1984]小説家。東京の生まれ。私小説的な恋愛もので執筆活動をスタートするが、その後は推理小説や社会派の問題作に領域を広げる。「罪な女」およびその他の作品で直木賞受賞。他に「秋津温泉...
もりもと‐ろくじ【森本六爾】
[1903〜1936]考古学者。奈良の生まれ。昭和4年(1929)東京考古学会を組織し、雑誌「考古学」を創刊。弥生時代の水田稲作農耕の存在を主張した。著「日本農耕文化の起源」。