こうの‐てんせい【河野典生】
[1935〜2012]小説家。高知の生まれ。本名、典生(のりお)。ミステリー・ハードボイルド・SFファンタジー・ジャズ小説など、幅広く活躍。「殺意という名の家畜」で日本推理作家協会賞受賞。他に「...
ココシュカ【Oskar Kokoschka】
[1886〜1980]オーストリアの画家。表現主義の代表的画家で、人物の内的描出を特色とする肖像画・風景を多く描いた。劇作家としても活躍。
こごう【小督】
中納言藤原成範(ふじわらのしげのり)の娘。高倉天皇に愛されたため、建礼門院の父平清盛によって追放された。小督の局(つぼね)。生没年未詳。 謡曲。四番目物。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。高倉...
こしがや‐ござん【越谷吾山】
[1717〜1788]江戸中期の俳人。武蔵の人。はじめ会田氏。曲亭馬琴(きょくていばきん)の俳諧の師。方言辞書「物類称呼」の著者として知られる。
こじじゅう【小侍従】
平安末期の女流歌人。石清水(いわしみず)八幡宮別当紀光清の娘。二条天皇、のち高倉天皇に仕えた。平家物語の月見の章に、藤原実定との和歌の贈答により「待宵(まつよい)の小侍従」とよばれた挿話がある。...
コリオリ【Gaspard Gustave de Coriolis】
[1792〜1843]フランスの物理学者・工学者。力学理論を機械の運動に応用し、仕事という概念を提唱。回転座標系で現れるコリオリの力を発見。著「機械の効果の計算について」など。
コープ【Edward Drinker Cope】
[1840〜1897]米国の古生物学者。動物の化石を収集し、進化に関する諸法則を発見した。著「生物進化の要因」など。
たかはし‐けんじ【高橋健自】
[1871〜1929]考古学者。宮城の生まれ。東京帝室博物館に勤務して古墳時代の鏡や埴輪などの研究に貢献。著「鏡と剣と玉」など。
たけのうち‐の‐すくね【武内宿禰】
大和朝廷の初期に活躍したという伝説上の人物。記紀によれば第8代孝元天皇の曽孫で、景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5朝に仕え、大臣となり、神功皇后を助けて新羅(しらぎ)出兵などに功績があったという。...
たけべ‐あやたり【建部綾足】
[1719〜1774]江戸中期の読本(よみほん)作者・俳人・国学者・画家。津軽弘前の人。本名、喜多村久域(きたむらひさむら)。俳号、涼袋。画号、寒葉斎。賀茂真淵の門人。江戸で俳諧を業としたが、の...