ふるかわ‐こしょうけん【古川古松軒】
[1726〜1807]江戸中期の地理学者・蘭医。備中の人。名は正辰。諸国を旅行し、交通・風俗・物産・史跡などを調査し、「東遊雑記」「西遊雑記」などを著す。幕命で「武蔵五郡の図」などを作成。
フレネル【Augustin Jean Fresnel】
[1788〜1827]フランスの物理学者。光の波動説を主張した同時代の英国の科学者T=ヤングとは独立に光の波動説を確認し、光の直進・回折・干渉を波として説明した。細かい同心円で構成したフレネルレ...
フンボルト【Humboldt】
(Karl Wilhelm von 〜)[1767〜1835]ドイツの政治家・人文主義学者。ベルリン大学創設者の一人。プロイセンの公使としてドイツ統一に寄与。また、シラー・ゲーテなどとも親交を...
ブレンステッド【Johannes Nicolaus Brønsted】
[1879〜1947]デンマークの物理化学者。1923年、酸・塩基を陽子の移動で定義し、陽子を放出する物質を酸、受け取る物質を塩基とした。
プルジェバリスキー【Nikolay Mikhaylovich Przheval'skiy】
[1839〜1888]ロシアの軍人・探検家・地理学者。ウスリーや中央アジアなどを探検し、動植物資料をも収集。ジュンガルでモウコノウマを発見。著「ウスリー紀行」など。プシバルスキー。
プロコフィエフ【Sergey Sergeevich Prokof'ev】
[1891〜1953]ソ連の作曲家・ピアノ奏者・指揮者。ロシア革命後アメリカへ亡命、のち帰国。大衆性をもつ曲が多い。作品に、音楽物語「ピーターと狼」、オペラ「戦争と平和」など。
プロタゴラス【Prōtagoras】
[前490ころ〜前420ころ]古代ギリシャの哲学者。ソフィストの祖。「人間は万物の尺度である」と説き、各人の主観的判断以外に真理はないとする相対論を主張。
プロティノス【Plōtinos】
[205ころ〜270ころ]ギリシャの哲学者。新プラトン学派の創始者。世界は完全なる神の発現・流出であり、それがイデア界・感覚界へと下って事物を生み出すと主張し、中世スコラ学に深い影響を与えた。主...
ヘイロフスキー【Jaroslav Heyrovsky】
[1890〜1967]チェコスロバキアの物理化学者。1924年、志方益三とともに電流電圧曲線の自記装置ポーラログラフを発明。その応用面の研究を続け、新分野を創始した。59年ノーベル化学賞受賞。ヘ...
ヘーゲル【Georg Wilhelm Friedrich Hegel】
[1770〜1831]ドイツの哲学者。自然・歴史・精神の全世界を、矛盾を蔵しながら、常に運動・変化する、弁証法的発展の過程としてとらえた。また、欲望の体系としての市民社会概念を明らかにした。ドイ...