すずき‐しゅんいち【鈴木俊一】
[1910〜2010]政治家。東京の生まれ。昭和8年(1933)内務省に入省。昭和34年(1959)東京都副知事に就任、東京オリンピックを担当。昭和54年(1979)より4期にわたり都知事を務めた。
すずき‐しんいち【鈴木鎮一】
[1898〜1998]バイオリン奏者・教育者。愛知の生まれ。音楽教育システム「スズキメソッド」を創出、世界的に評価される。
すずき‐せいじゅん【鈴木清順】
[1923〜2017]映画監督・俳優。東京の生まれ。本名、清太郎。「港の乾杯 勝利をわが手に」で監督デビュー。内田百閒(ひゃっけん)原作の幻想的な作品「ツィゴイネルワイゼン」で高い支持を得る。代...
すずき‐ぜんこう【鈴木善幸】
[1911〜2004]政治家。岩手の生まれ。昭和22年(1947)日本社会党から衆議院議員に初当選。その後、保守に転向し自民党で郵政大臣・厚生大臣・官房長官などを歴任。同55年、大平首相急死後首...
すずき‐だいせつ【鈴木大拙】
[1870〜1966]仏教哲学者。石川の生まれ。今北洪川(いまきたこうせん)・釈宗演について禅を修行。仏教、特に禅の思想の研究・普及に努力。仏教関係の英文著作も多く、海外での名声が高い。文化勲章...
すずき‐とらお【鈴木虎雄】
[1878〜1963]中国文学者・漢詩人。新潟の生まれ。号、豹軒(ひょうけん)。京大教授。中国の韻文の研究に功績を残した。文化勲章受章。著「支那文学研究」「支那詩論史」、詩集「豹軒詩抄」など。
すずき‐ぶんじ【鈴木文治】
[1885〜1946]労働運動家。宮城の生まれ。大正元年(1912)友愛会(のち日本労働総同盟)を設立、会長を務めた。社会民衆党創立に参画、同党および社会大衆党代議士。
すずき‐みえきち【鈴木三重吉】
[1882〜1936]小説家・童話作家。広島の生まれ。夏目漱石の門下。短編「千鳥」で認められ、大正7年(1918)児童雑誌「赤い鳥」を創刊、児童文学の発展に尽力。小説「小鳥の巣」「桑の実」など。
すずき‐もさぶろう【鈴木茂三郎】
[1893〜1970]政治家。愛知の生まれ。新聞記者から無産運動に身を投じ、人民戦線事件で検挙された。第二次大戦後日本社会党の結成に参加。党内左派の中心となり、昭和35年(1960)まで党委員長...
すずき‐よねわか【寿々木米若】
[1899〜1979]浪曲師。新潟の生まれ。本名、藤田松平。民謡の佐渡おけさを取り入れた浪曲「佐渡情話」が大ヒットし、映画化もされた。