ミルトン【John Milton】
[1608〜1674]英国の詩人。ピューリタン革命に参加、言論の自由を主張し、共和政府に関与。王政復古後は、失明と孤独のうちに詩作に没頭した。叙事詩「失楽園」「復楽園」、劇詩「闘士サムソン」など。
モネ【Claude Monet】
[1840〜1926]フランスの画家。印象派の代表画家。同派の呼称は、その作品「印象‐日の出」に由来する。ほかに「睡蓮(すいれん)」など。
モリナ【Luis de Molina】
[1535〜1600]スペインのスコラ学者・イエズス会士。神の恩恵と人間の自由意志との関係を論じ、今日にまで影響を与えている。
ゆい‐しょうせつ【由井正雪】
[1605〜1651]江戸初期の兵法家。駿河の人。姓は由比とも。慶安の変の主謀者。江戸に楠木流軍学の教授所を開き、浪人を集めて倒幕をはかったが、事前に発覚し自殺。
塚原渋柿園の歴史小説。明治...
よう‐ゆうき【養由基】
中国、春秋時代の弓の名人。楚の人。百歩の距離から柳葉を射て百発百中し、また、弓矢の調子を整えただけで猿が鳴き叫んだという。生没年未詳。養由。
よこや‐そうみん【横谷宗珉】
[1670〜1733]江戸中期の装剣金工家。江戸の人。晩年、遯庵(とんあん)と号す。後藤家の下職から出発して町彫りを創始。片切り彫りの彫法を大成し、絵画風の自由な意匠を表現した。
よしだ‐いっすい【吉田一穂】
[1898〜1973]詩人。北海道の生まれ。本名、由雄。短歌から詩に転じ、第一詩集「海の聖母」で認められた。他に「故園の書」「未来者」など。
よしだ‐しげる【吉田茂】
[1878〜1967]外交官・政治家。東京の生まれ。奉天総領事・駐英大使などを歴任。戦後、外相を経て自由党総裁となり、以後、五次にわたって内閣を組織。サンフランシスコ講和条約・日米安保条約を締結...
ラフォルグ【Jules Laforgue】
[1860〜1887]フランスの詩人。象徴派に属し、自由詩の創始者の一人。詩集「最後の詩」、散文「伝説的教訓劇」など。
ラートブルフ【Gustav Radbruch】
[1878〜1949]ドイツの法哲学者。価値相対主義に立って、自由主義・民主主義・社会主義的思想に基礎を与えた。著「法哲学」など。