まつもと‐りょうじゅん【松本良順】
[1832〜1907]西洋医学者。江戸の人。字(あざな)は子良。号は蘭疇(らんちゅう)。佐藤泰然の次男。幕命により長崎でポンペに学び、江戸に戻ってから医学所頭取。のち明治新政府の初代陸軍軍医総監...
マルクス‐きょうだい【マルクス兄弟】
《Marx Brothers》米国の喜劇グループ。長男チコ(Chico[1891〜1961])、次男ハーポ(Harpo[1893〜1964])、三男グルーチョ(Groucho[1895〜1977...
みうら‐きよひろ【三浦清宏】
[1930〜 ]小説家・アメリカ文学者。北海道の生まれ。米サンノゼ州立大学を卒業後、旅行会社などに勤務したのち、「長男の出家」で芥川賞受賞。他に「カリフォルニアの歌」「イギリスの霧の中へ」など。
みなもと‐の‐さねとも【源実朝】
[1192〜1219]鎌倉幕府第3代将軍。頼朝の次男。母は北条政子。幼名、千幡。頼家のあとを継いで将軍となったが、実権は北条氏が握った。のち右大臣となり、鶴岡八幡宮で頼家の子公暁(くぎょう)に殺...
みなもと‐の‐ためとも【源為朝】
[1139〜1177]平安後期の武将。為義の八男。豪放な性格で、弓術に長じた。13歳の時九州へ追われ鎮西八郎と称し、九州を略取。保元の乱で父とともに崇徳上皇方となり、敗れて伊豆大島に流された。の...
みなもと‐の‐のりより【源範頼】
[?〜1193]平安末期・鎌倉初期の武将。義朝の六男。通称、蒲冠者(がまのかじゃ)。兄頼朝の挙兵を助け、弟義経とともに源義仲や平氏追討に参加。のち、頼朝に追われ、伊豆修禅寺で殺された。
みなもと‐の‐ゆきいえ【源行家】
[?〜1186]平安末期の武将。為義の一〇男。通称、新宮十郎。以仁王(もちひとおう)の平氏討伐の令旨を受けて、各地の武士に伝達。義仲とともに入京、のち、頼朝と不和になった義経に協力し、和泉で頼朝...
みなもと‐の‐よりよし【源頼義】
[988〜1075]平安中期の武将。頼信の長男。平忠常の乱で父に従って戦功をあげ、前九年の役では鎮守府将軍として安倍氏を討ち、東国における源氏の勢力を強めた。
ミード【Margaret Mead】
[1901〜1978]米国の文化人類学者。南太平洋各地での現地調査を通して人格形成と文化との関連を研究し、男女の役割規定が文化によってなされることを示した。著「サモアの思春期」「男性と女性」など。
よねざわ‐ひこはち【米沢彦八】
落語家。 (初世)[?〜1714]上方落語の祖。大坂の生玉(いくたま)神社境内で興行した仕方物真似で人気を博す。著作に「軽口御前男」「軽口大矢数」など。
(2世) 京都の落語家。祇園境内など...