ふじわら‐の‐ためのり【藤原為教】
[1227〜1279]鎌倉中期の歌人。為家の次男。為兼の父。京極派の祖。歌は「続拾遺集」などにみえる。
ふじわら‐の‐なかまろ【藤原仲麻呂】
[706〜764]奈良時代の公卿。武智麻呂(むちまろ)の二男。橘奈良麻呂の乱を未然に抑えて淳仁天皇を擁立し、恵美押勝(えみのおしかつ)の名を受け、太師(太政大臣)となって権勢を振るった。のち、孝...
ふじわら‐の‐ひろつぐ【藤原広嗣】
[?〜740]奈良前期の公卿。宇合(うまかい)の長男。大宰少弐。玄昉(げんぼう)・吉備真備(きびのまきび)らを批判し、九州で挙兵したが、約2か月で敗れた。
ふじわら‐の‐ふささき【藤原房前】
[681〜737]奈良前期の公卿。不比等(ふひと)の二男。北家の祖。元明上皇の遺詔により内臣(うちつおみ)となる。聖武天皇の即位後は参議にとどまった。
ふじわら‐の‐ふひと【藤原不比等】
[659〜720]奈良初期の公卿。鎌足(かまたり)の二男。諡号(しごう)、文忠公・淡海公。右大臣。大宝律令・養老律令の編纂(へんさん)に参加。娘の宮子は文武天皇夫人、光明子は聖武天皇皇后となり、...
ふじわら‐の‐みちたか【藤原道隆】
[953〜995]平安中期の公卿。兼家の長男。父の死後、弟道兼を退けて、摂政・関白となった。娘定子は一条天皇の皇后。中関白(なかのかんぱく)。
ふじわら‐の‐みちなが【藤原道長】
[966〜1028]平安中期の公卿。兼家の五男。娘を次々と后に立て、外戚となって内覧・摂政・太政大臣を歴任、権勢を振るい、栄華をきわめた。晩年に出家し、法成寺を造営。関白になった事実はないが御堂...
ふじわら‐の‐むちまろ【藤原武智麻呂】
[680〜737]奈良初期の公卿。不比等(ふひと)の長男。南家の祖。大納言・右大臣などを経て左大臣になったが、疫病で死亡。
フリーダン【Betty Friedan】
[1921〜2006]アメリカの女性解放運動家。全国女性機構(NOW)を組織し、男女平等を求める運動を展開。著「女らしさの神話」(邦訳名「新しい女性の創造」)。
ブリューゲル【Pieter Bruegel】
[1528ころ〜1569]フランドルの画家。寓意を交えた独自の写実的画風で農民風俗を描き「農民ブリューゲル」とよばれた。また、風景画・幻想画にも特異な才能を示した。長男と次男も有名な画家で、長男...