おおむら‐さとし【大村智】
[1935〜 ]化学者。薬学者。山梨の生まれ。微生物から発見した新物質によって、多くの医薬・農薬・生化学研究用試薬の実用化に寄与。このうち、エバーメクチンをもとに開発された、抗寄生虫薬のイベルメ...
くろかわ‐ひろゆき【黒川博行】
[1949〜 ]小説家。愛媛の生まれ。高校美術教師などを経て「二度のお別れ」でデビュー。綿密な取材にもとづくリアルな描写の推理小説を多く書き、「破門」で直木賞受賞。他に「疫病神」「悪果」など。
パーキンソン【James Parkinson】
[1755〜1824]英国の医師。1817年、パーキンソン病を初めて報告した。アマチュアの古生物学者でもあった。
フローリー【Howard Walter Florey】
[1898〜1968]英国の病理学者。オーストラリアの生まれ。ペニシリンの有効性を確認し、その精製と量産化に貢献した。英国首相チャーチルを肺炎から救ったことでも知られる。1945年ノーベル生理学...
まつもと‐たかし【松本たかし】
[1906〜1956]俳人。東京の生まれ。本名、孝(たかし)。能楽師松本長(ながし)の長男。病弱のため能を断念、高浜虚子に俳句を学び「ホトトギス」同人となる。俳誌「笛」を主宰。著「鷹」「石魂(せ...
よします‐とうどう【吉益東洞】
[1702〜1773]江戸中期の医学者。安芸(あき)の人。名は為則。字(あざな)は公言。通称、周助。古医方を学び、万病一毒説、また診察の重要性を主張。著「類聚方」「薬徴」など。
ラウス【Francis Peyton Rous】
[1879〜1970]米国の病理学者。ニワトリのラウス肉腫がウイルスによることを確認。癌(がん)のウイルス研究の先駆けとなった。1966年ノーベル生理学医学賞受賞。
ラファエル【Raphael】
キリスト教の大天使の一。旅行者と病人の保護者。 ラファエロの英語名。
ランドシュタイナー【Karl Landsteiner】
[1868〜1943]オーストリアの病理学者。ABO式血液型を発見し、輸血法に貢献。のち、MN式血液型・Rh因子も発見した。1930年ノーベル生理学医学賞受賞。
り‐りょう【李陵】
[?〜前74]中国、前漢の武将。隴西(ろうせい)(甘粛省)の人。字(あざな)は少卿。武帝の時、騎都尉として匈奴(きょうど)と戦い、敗れて降る。単于(ぜんう)に認められて右校王に封ぜられ、二十余...